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チャーリーのドラムを聴け!!!ローリング・ストーンズ10選

チャーリーが逝ってしまった。

相変わらず世界は彼(か)のヴァイラスに翻弄されたまま。そんな2021年8月も終わりに差し掛かった水曜日の朝に飛び込んできたニュース。

このご時世だ。すぐに関連づけてしまいそうだが、チャーリーの訃報はヴァイラス禍とは関連しない。2000年代初頭から闘病中だった。(咽頭癌)


ローリング・ストーンズといえば、大抵の人はフロントマンであるミック・ジャガーを思い浮かべるかもしれない。あるいは、超ご贔屓の”ミスター・ストーンズ”(チープな表現だな)キース・リチャーズ。やっぱり目立つもんね。特にミック。


思うに、チャーリーはその2人を抑えて、影で仕切ってる裏ボスって感じ?

もともと、ジャズマン、ジャズ志向のチャーリーをリズム&ブルースやロックン・ロールの世界に引っ張り込んだのがキースで、

「チャーリーのドラムじゃなきゃストーンズではない」

と言ってたり、チャーリーはチャーリーで、

「キースのギターさえ追っていれば他のバンド全体の音は気にかけていなくてもいい」

って、この2人の信頼関係は凄かったんだなと感ずることができる。

僕はドラム叩きじゃないので細かなことは分からないが、やっぱりチャーリーのプレイスタイルは独特だな、って感じる。


チャーリーにとってストーンズとして最後の来日公演となった2014年の東京ドーム。なかなかの強行軍だったんだけども、やっぱり行ってよかった。


これだけは聴いとけマイベストシリーズ。今回は、チャーリーのドラムを聴け10選としてお届けしたい。

例によって、楽曲解説等は僕の役割ではないので、そこは割愛させていただきます。


【チャーリーのドラムを聴け!!!ローリング・ストーンズ10選】(Spotifyプレイリスト

01. Start Me Up(Tatto You 1981)
02. You Got Me Rocking(Voodo Lounge 1994)
03. Flip The Switch(Bridges To Babylon 1997)
04. Tumbling Dice(Exile On Main Street 1972)
05. Street Fighting Man(Beggars Banqut 1968)
06. Beast Of Burden(Some Girls 1978)
07. Rock And A Hard Place(Steel Wheels 1989)
08. Jumpin' Jack Flash(Singls 1968-1971)
09. Paint It, Black(Aftermath 1966)
10. Living In A Ghost Town(シングル 2020)




ネタばらし。1曲と2曲目、まんま2014年のドームのセット順。
で、続く3曲目もチャーリーのドラムから、と。7曲目は遂に実現した初来日の時、某製薬会社のスポーツドリンクのCMで流れてた曲。


まもなく開催されるであろう最新のトゥワーは、当初からチャーリーの体調を気づかって代役を起用しての開催が予定されていた。

そしてそれは、おそらく計画どおり開催されるのだろう。

なぜなら、もうチャーリーはこの世にいないのだから。


間違いなくストーンズのキー・パーソンだったチャーリー。バンドはどうなってしまうんだろう。

いやぁ、しかし。
ほんと惜しいよね。


Charles Robert "Charlie" Watts 
1941-2021 R.I.P


※カバー写真: ©️GETTY(NME Japanより)

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