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トレーニングノートを11日続けた3日後の出来事

【アテナへの期待】
個人的にはよく続いた方と言える11日の記録は、ある一日の出来事によって水泡に帰すこととなった。

わずか11日で結果が出るわけでも無いのだが、日々変わらない身体つきに辟易していた最中、軽い体調不良でエクササイズをスキップしたとある日、その翌日と翌々日の出来事である。

記録をスタートした動機の中に、「一つのエクササイズ続けたら痩せるということが証明できたら面白いのでは無いか」というものがあった。そのため、エクササイズ以外の運動を極力避けるようにしていた。

アテナは全身運動だし、やってみると割とキツいエクササイズだったため、始めた当初は上手くいくだろうという希望的観測が勝っていた。

それを体調不良から1日スキップしたことで、その翌日、つまり11日目の翌々日には「習慣」という強制力は全く失われてしまい、アテナへの拘りが無くなってしまった。

そして冷静に振り返ってみると、筋肉痛が起きるわけでもなく、視覚的にも体感的にも「効いている」感覚を得ることができていないこともあり、アテナへの期待感も急速に薄れていった。

【外出規制最中のジョギング】
アテナをスキップしたことで「昨日の失われた運動分を取り戻さねばならない」という意識のもと、在宅ワークが続きややストレスを感じていたため、ジョギングをしようと思い立った。

ジョギングとウォーキングを織り交ぜ、およそ1時間。走っている時間はその半分程度と短く、特にペースも早く無い。ゆったりとしたジョギングを行った。

ところがジョギングスタートからわずか数分にして、とてもしんどい。身体が重いという現実をはっきりと突きつけられる。登り坂がキツイ、下り坂は足が痛い。下半身の衰えを痛感するエクササイズとなった。

そしてジョギングの翌日、今まで感じたことのない筋肉痛を感じた。箇所はふくらはぎの下辺りにある下腿三頭筋。足首の伸縮の役割を担う重要な筋肉である。歩行時に伸縮するのだが、ここが痛い。つまり歩くだけで大きな痛みを感じることとなった。

適度な筋肉痛は、効いているという満足感を得られる心地よい痛みである一方、過度な筋肉痛はシンプルに辛いことに加え、自身の弱体化を突きつけられるようでショックが大きいものである。

【通勤、お前だったのか】
在宅ワークは脚力を大幅に低下させていた。この事実は「アテナなんてやってる場合じゃない」という思いを強くさせた。アテナを辞めた日以降、ジョギングを欠かさず行っている。アテナ一本でダイエットの夢は儚くも崩れ去り、当面の目標はジョギングを辛いと感じないようになる、というものに変更された。

通勤によって、歩行に関する筋力は維持されていたのだ。通勤は必要悪だ。下半身が弱る人で急速に老ける人が増えたら悲しい。みなさん、散歩やジョギングで通勤分を取り返しましょう。

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