電験問題を解き続ける挑戦⑬「平成21年理論科目問4」
「ビオサバールの法則」
この法則をきちんと使いこなせるだろうか??
電験3種に挑戦する人は是非とも確認して欲しい。
なかなか一発では覚えきれないはず。
そもそもビオサバールを使った問題って、どんな感じだったっけ??
もしこんな状態だったら、ちょっとマズイ。記憶に知識をインストールしておこう。
ちなみに自分はビオサバールの法則を使うのが得意。
瞬時に問題の肝を読み切り、適切な処理で正解を導き出すことに成功した。
ビオサバールの法則を使う問題
桜庭は何を見ているのか
「電験の問題ばかり解いて変態ですね」などと言ったことをオフラインで言われるようになった。
オンラインではそんなことを言われてたことはないのだが、内心そう思っている人もいるかもしれない。(お金にならないのによくやりますねと言われたことがある)
自分は「勉強をする人に気付きを与える人」になりたいのだ。
そういう役割の人間でありたいし、必要だと思っている。自分の記事を読んだことで試験本番の「ヤベ・・」を減らしたいのだ。
おっと話が逸れた。
この問題と対峙した時、自分は既にゴールを見据えている。ここの考え方を共有しておくことで、学習者にとっても良い効果があると自分は考える。
1.ビオのsinΘが0になる範囲
勝手にビオと呼んでしまっているのだが
電流から発生する磁界は「ある条件」を満たさないと発生しない。
それがΘなのだ。
そう。
電流が点に対して角度をつけてやらないと、磁界は発生しないのだ。
自分はこれを知っているので
問題文と図を見て、計算しなくて良い範囲を見据えている。考える範囲を狭めているとも言える。
2.コイルが円形であること
これは電験だと当たり前なのだが、電流の流れるコイル円形もしくは直線であって欲しい。
長さを計算するのが楽だからだ。
大学では長さを積分で求めるなどといった何かよくわからないこともしたが、それでないことを確認している。
円なら円周「2πr」を使うことになる。
そして、今回の問題では1/4だったので、2πrを1/4してやれば良い。
完全に見切っているのだ。
3.外側の電流と内側の電流の向き
「くくく・・・」などと笑いながら、自分は問題を解く。
問題制作者のやりたいことなど想像がつく。
符号の逆転だ。
ちゃんと電流の向きが違うことを把握して、磁界の発生の向きが違うことを理解しているのか??
こんなことを制作者は問いている。
「そんな小細工は効かんな」
そう自分は独り言を言い、問題を解ききったのである。
※真面目な解説はこちらになります。
これで連続正解数は「21」だ。残り79。頑張るぜ。力むことなく、問題と対峙する。
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