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ランキング発表

 さあ、前回はドラマやアニメのような「次回に続く!」的な感じで終わったわけですが、今回はついに「アフリカで遭遇した面白かったことベスト3!」の発表です。これでどれもおもんなかったらとても悲しいですが、面白いという主観は人それぞれな訳で、たとえ面白くなくてもセルフこちょこちょでもして笑ってやってください。

第5位 「アフリカで15人斬り」
 何個か前のnoteで縁があり、南アフリカで剣道をすることになったということを書きましたが、そこの道場にその後も何度かお邪魔して(なぜなら暇ができたので)剣道をしています。自分はただ稽古に参加するつもりで行っている訳ですが、日本人の剣道経験者というのがあっちからしたらレアな存在な訳で、ああいう技を教えてくれ、こういう技を教えてくれ、最後に試合で使える必殺技を教えてくれとどんどんエスカレートしていく訳です。まあ楽しいから良いんだけども(笑)それが最終的には、近いうちに道場対抗の試合があるから全員と試合をしてくれとお願いされ、15人連続で試合をすることになる訳です。なんとか15年という剣道歴に恥じぬよう15人斬りを果たした訳ですが、それと引き換えに筋肉痛も手にしてしまった訳です。。。

第4位 「煙でグッドモーニング」
 3人でいま滞在しているエリアは毎晩、ロードシェディングという計画停電がある訳ですが、それを知らなかった初夜の自分たちは疲れとお酒や葉っぱの効果も相まって停電した後にそのまま寝てしまった訳です。そう、それが2時間後に復旧するとも知らずに。そして、キッシュとパイを入れたままのオーブンのスイッチを入れたままにしてしまっていることも知らずに。
 翌朝、浦島太郎ではあるまい、なにやら怪しい匂いと真っ白い煙とともに自分たちは目を覚ました訳です。もちろんせっかく買ったキッシュとパイは真っ黒い灰へと姿を変えてしまっていたのでした。まあ自分たちがおじいさんにならなかっただけ良かったです。というか一酸化炭素中毒で死ななくて良かったです。オーブン近くの窓2つをちゃんと換気していて良かったぜ☆

第3位 「寝てる奴の髪にスパゲッティを刺す奴」
 あなたは自分が眠っている間に自分の髪の毛の隙間に大量のスパゲッティを刺されたことはありますか?もし答えがYESであるならば、そんなことをする友人とは早く縁を切ることをおすすめします。しかし髪は簡単に切れても縁はそんな簡単には切れません。ましてやこれから一緒にアフリカ旅する仲であればなおさらです。
 深夜、眠っている友人の頭にスパゲッティを大量に刺して、その中の一本に火をつけるという奇行を走った友人Kんと君(こ↑こ↓では個人のプライバシーを尊重して名前はイニシャルで伏せてあります)と、自分の頭に刺さったスパゲッティが燃えている状況で深い眠りから呼び戻される友人Ren君(こちらでも本人の意向により名前を差し替えたつもりでいます)を見てカメラを回していた僕は心の中で「こういうのも悪くないな」と思ってしまったわけなのです。

第2位 「知らん奴の車を運転 in エスワティニ🇸🇿」
 エスワティニという国についても以前、書いた気がします。僕は今のところアフリカで1番好きな国です。そんなエスワティニでは毎週のように金曜日の夜から日曜日の夜にかけての週末は多くの人がお酒を飲んで、バカでかスピーカーで音楽を爆音で流して、どんちゃん騒ぎ、みんなで集まって楽しそうにしています。
 自分たちもそんな輪の中に入っていく機会がありました。そこでは当然のように、外国から来た世にも珍しいジャパニーズの自分たちは大いに絡まれる訳です。「よう兄弟」「一緒に飲もう」と気軽に話しかけてくれる人が沢山います。中には本当に何を言っているか分からない人も。そんな中で酔っ払いの人が「自分の車を貸してやるから運転しな」と言う人がいました。自分たちはその時、自分たちの車を修理に出していて足が無かったため、大いに助かった訳です。いつものように徒歩30分ほどのスーパーまで山を越えて行かなくとも、文明の利器である車ちゃんに乗ってしまえば、後はアクセルとブレーキを踏み、目の前にあるハンドルをマリオカートのように操作するだけです。
 そんなこんなで僕は名前も知らない(というか酔っ払っていて名前さえ聞き取れない)黒人の人の車を運転して、友人2名とその酔っ払いの黒人とその友人の合計4人を乗せてモールへ向かいました。車に乗って驚いたのは飲み干したビール瓶とその王冠、開けるための栓抜きが車の中に散乱していたことです。おそらく飲酒運転はこの国では合法ではないにせよ、日常茶飯事なんですね。と、そうこう(走行)するうちに私たちはモールへ到着し、俺たちは車で待っていると言う黒人約2名の言うことを信じて買い物に行った訳です。そして夜ご飯のための買い物を済ませて帰ると、2人の黒人はいなくなっていました。そう、あれは幻だったのです。そもそも異国の地で知らない人の車を運転するというところから何かおかしかった、おそらく幻覚でも見ていたのでしょう。でもあれ?つねったほっぺが痛いぞ。乗ってきたフォルクスワーゲンのPOLOもちゃんとある。ただ酔っ払いが失踪しただけでした。仕方ないのでアニメでも見て待っていました。(リコリス・リコイルというアニメ、ワンクール終わってしまいましたが面白かったのでオススメです。)しばらくすると酔っぱらいが新たなビール瓶を持って帰ってきました。そして無事に元の場所まで車で帰って行き、宿に帰ることも出来ました。でめたし、でめたし。

そして映えある第1位は!?

ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥル。
パーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!(あ、これエスワティニで買った太鼓の音です🪘)

 ・:*+.\(( °ω° ))/.:+「だしパスタ🍝」です!∑(゚Д゚)

 これはうちの頼れるリーダーUe原くんが考案したくそパスタです。作り方は簡単。パスタを茹でたら、お湯を切って、そこにオリーブオイルと気持ちばかりのクレイジーソルト、そして大量の顆粒だしをかけたら完成です。正直いまこれを見ているあなたは、「なんじゃそのパスタ笑笑」「美味しい訳がない」「そんなのパスタ料理と言えない」と嘲笑していることでしょう。僕も食べるまではそうでした。正直、メンバー内で一番料理ができるという自負があるため、「そんなの美味しいわけがない。どれだけ日本が恋しいんだよ」とバカにしていました。ですが、これが。なんとも悔しいことに、めちゃくちゃ美味いんですね。一瞬で和風パスタになります。というか、ダシが有能すぎる。。。おそらく日本に帰っても、やってしまうことだろうと思います。(特に疲れて料理をするパワーが残っていない時とかに)そしてそれを食べるたびにこのアフリカ旅を思い出すのだろうと思います。(ちなみに考案者の彼はこれで起業して、だしパスタ専門店で上場を狙うそうです。おそらく無理です。)

ぜひ皆さんも、だしパスタ作ってみて下さいね(╹◡╹)
食べてる時に見窄らしい気持ちになりますが、意外といけます、というかなんなら美味いです。食費の節約にも、もってこいなのでお母様方にもオススメです。

ランキングどうでしたか?第5位の時点で「ベスト3じゃないやないかい!」と突っ込めた人はお笑いの才能があります。NSCに入ることをオススメします。この前、お笑いの起源について話しました。一説によれば、原始人の1人がお肉を食べている時に「ナウマン象うめえ!」と言ったら、そこにいたもう1人が「いや、それ、ナウマン像じゃなくてマンモスやないかーい🦣」と突っ込んだのがお笑いの起源だそうです、一説によれば。これ以上書くと頭おかしいことをいっぱい書いてしまいそうなので、そろそろ寝ます。

最後まで読んでくれてありがとうございました^ ^

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