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自然の中で、子供は少しずつ大きくなっていく

2020年、夏休み
あかりは、2歳半。

お盆前の1週間は、実家のある静岡に帰省し、
お盆最終日の今日は、葉山の磯で、磯遊び。

自然や生活参加の中で、子供はどのように
大きくなっていくのか、振り返りながら、このnoteを書いてみる。

自然と生き物に沢山”ふれた”静岡帰省

元々、静岡帰省の主目的の1つに、
「親も慣れ親しんでいる自然で、思う存分遊ばせてあげたい」
というものがあった。

静岡帰省の最終日、
私の弟と、妹に協力してもらいながら、
記入した「初めての体験/できるようになったことリスト」はこちら。

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メダカに毎日エサやりをしたり、
ブドウを、お口いっぱいに沢山食べたり、
伸び伸びと遊ばせてもらったね。

良く、
「自然体験や生活体験が自己効力感と相関関係にある」
と言われているが、

以下のデーターのように、
実際に大きく開きがあることが分かる

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(文部科学省白書2016より引用)

自然体験のどのような要素が、子供の自己効力感の向上に
寄与するのかなーなんて事を、頭の片隅に置きながら、
自宅からそう遠くない、「森戸神社前」まで
自転車で向かった。(娘は、後ろで爆睡)

少しずつ少しずつ。自分よりも大きなものとの付き合い方を、身体で覚えていく

海や川は、今シーズン3回目だったが、
最初は不慣れな場所だったからか、貝のように、パパにべったりだった。

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しかし、抱っこしてあげながら、波に
「ゆらりゆらり」と揺られたりして一緒に遊んでいるうちに、
徐々にリラックスしてきて、

途中は魚とタッチしたり、
最後の方は、パパの手を引っ張って先導してくれるまでになった。

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(怖いもの知らずの娘より、むしろパパの方が、慎重な位だ)
自然体験と自己効力感の関係。

自然とは、自分よりも大きなものだ。
恐さや畏れを伴う。

そんな、大いなるものとの
付き合い方を頭ではなく、身体で覚えていく。
その過程で、効力感を得ていくのではないだろうか?

例えば、

波がこう来るのか、じゃあ逆らいすぎず、力を抜けばいいのか
足場は、こう滑るのか、じゃあ滑りにくい岩は?態勢は?

というような事を、考えているのではなく、
本能的に、身体で覚えていっているのだと思う。

自分も子供の頃を振り返ると
自然で遊んでいるときには、いつも心には「高揚感」があった。

そして、体力はいっぱい使ったはずなのに
何故かより元気になって帰ってきていたように思う。

自然の中で生かされ、育まれ活気づくのだ。
子供は、大いなる自然との関りを身体で覚えて
少しずつ、心も身体も大きくなっていく。

2歳半の夏休み、いい思い出ができたね。

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(撮影協力:かなこちゃん thanks)



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