2020.06.18

休みの日くらいお寝坊さんでいいんだよ?といったけれど、きっちり朝6時には起きる彼が、朝ご飯の支度やら、子供達を送り出してくれるというので、入れ違いで3時間ほど仮眠を取ることにした。
9時に起こしてとお願いしたら、彼らしい方法で起こされて、結局4時間近く時間のロスをしてしまったが。
でもお陰で頭がスッキリしたので、ひたすら仕事できた。
リラックス大事ねぇ。

休みの日なんだから、のんびりしたらいいのに、彼は朝から家中を掃除している。
最近「問題は狭さじゃない、動線だ」と、我が家の狭くて使いにくいキッチンのレイアウトを変えたり、細々手入れをしてくれたのだけれど、今日はとうとう魔窟と化した食器棚に制裁を加えるつもりらしい。
キッチンはもはや彼の法治国家だ。
「少しゴロゴロして、ゲームでもしたらいいのに」と告げると、「君が仕事してるのに、そういう訳にいかないでしょ」という。
でも私は、365日仕事をしているのだ。それに合わせてくれなくていい。
これから一緒にいる事が当たり前になるのだから、気にしないで生活してくれるようになってくれないと、逆に私が気になって仕事をしにくいと話すと、でもそもそも何もしないでゴロゴロするのは得意じゃないと返された。
まぁ……君がそういう性格なのは知ってるけどね(^_^;)
お互い上手な距離感を見つけるまで、のんびりやっていくしかないか。

今日私に時間がない代わりに、週末金土日の三日間、仕事は夜だけにしてくれたそうだ。
店が変わったら休みがどうなるかわからない。私と子供達の為に時間を作ってくれたらしい。
でもそれはつまり、私は何が何でも今日中に仕事を終わらせなければならないという事だ。
とはいえ、お陰でちょっとやる気が帰ってきた。がんばろ。

明日は日中はコストコ。
夜は子供達が実家に行く日なので、二人きり。金曜日は彼だけに捧げる時間だ。
明後日は朝から海へ行って、風の音を聞き、水の匂いを嗅いで、ついでに新鮮な貝とお魚を買ってきて、お昼に実家の庭でバーベキューをする。
天気はそんなに良くないみたいだけれど、私は灰色の海も空も好きだ。
いい週末が待っているのだ。
今夜は絶対に仕事終わらせる。終わらせるぞ!

ゴミ出し(※マンションなんで、前日の夜から出していい事になってる)ついでに、日中出し忘れた郵便を出してくるというと、彼が一緒に来るという。相変わらずの過保護男め。
歩きながら、もういい加減私を『さん』付けで呼ぶのやめない?という話をした。
もう一緒に暮らしてるんだし、戸籍の上はともかく、8割くらいは君の嫁でいいと思うのだ。上下関係なしの、平らな関係でいいと思うのだが。
なのに

「恥ずかしくて、多分一生無理」

だって。
なにおう。
悔しいから、二人きりの時は私が彼をさん付けで呼ぶことにしたら、なんだろう、この昭和感。サザエさんみたい。
しかも彼が思いのほかお気に召したようなので、逆に言いたくなくなった。
なんだよー、さん付けで呼ばれると、余計年上みたいじゃないのよー。くそー!(←繊細なお年頃)

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