見出し画像

【大学の授業編】誰から何から始める?グループワークで最初に決めたいこと

授業で不意にやってくるグループワーク。先生からお題と時間を与えられたはいいものの、誰から何から始めようか迷ったり、進行してくれる人が現れるのを待ったりしたことはありませんか?今回はグループワークで最初に決めたいこと2点と、その背景をご紹介します!

最初に合意しよう!お題の理解と役割分担

グループワークが始まったら、お題の共通の理解をつくることと、役割分担をするところからはじめましょう。

画像1


まず「話し合う内容の整理をしてもいいですか?」と問いかけてみて、これから話す内容について自分と他の人との間で理解のずれがないかの確認をしましょう。例えば「アイディアがたくさん生まれる話し合いの場をつくるために大事なこととは?」というお題があるとき、一人一人が大事だと思うことを共有すればいいのか、グループで大事だと思うことを合意形成すればいいのか。また何についてのアイディア出しの場面なのか。はたまた、「子供がスマホをもつメリットとデメリットとは?」というお題があるとき、子供とは何歳から何歳のことを指すのか、誰から見たメリットデメリットなのか。このように、話し合う内容の確認をし、言葉の解釈や判断基準をすり合わせるといいと思います。

画像2


次に、役割分担をしておくと安心です。4、5人のグループワークなら進行役と記録役を決めておき、6人以上ならサポーター役も置くと心強いと思います。進行役が話をふったりまとめたりしながら進めていき、記録役がチャットなどに記録をし、サポーター役が必要に応じて使い方に困った人や進行、記録のサポートをすると、全員が積極的に参加するグループワークになっていくと思います。進行役は進め方まで決める必要はなく、「最初に一人一人がメリットとデメリットを考えてから全体で共有するのでいいですか?」のように他のメンバーに提案したり相談したりして進めていけると、負担も小さく納得のグループワークになりそうですね。

画像3

理由①譲りあいでは進まない

自分から仕切るのは遠慮したり、「どっちでもいいですよ」と決めるのを相手のゆだねたりする人は、一見すると優しい良い人。ですがグループワークは意見を伝えあったり何かを決めたりする時間なので、譲り合うばかりでは何も進んでいきません。普段の生活ではゆだねるタイプの人も、グループワークの時間は勇気を出して意見を伝えてみましょう。「私はこう思う」とはっきり伝えづらいときは、「私はこう思ったんだけどどうかな?」と尋ねながら自分の感じたことを伝えてみましょう。


理由②決められていた方が迷わずスムーズ

グループワークでお題以外のことを話していたら時間が足りなくなってしまいます。どうやって進めるかを相談する時間や、何について話すかや言葉のの理解のずれが途中で生まれたら、話したいところまで行きつかなくなってしまいます。

以上、今回はここまで!グループワークのときはみなさんがいつもより少しだけ積極的になってお題の共有と役割分担をしてから進めてみてください!濃い時間が過ごせますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?