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思春期の時期に会う特別な大人の人、自分にはそんな人いただろうか『すみれ』青山七恵著を読んで

15歳の私の家に突然やってきた両親の大学の頃の友人レミ。

受験を前に突然の共同生活。読みやすく、一気に読んでしまえた。そして読みながら高校生の頃の自分はどうだっただろうかと思いをはせる。

自分には姉がいて、姉が読書家だったので、それがきっかけで自分も本を読むようになった。

そんな姉貴は自分が高校生の頃には家を出て一人暮らしを始めていて、大学に入る前に早々と結婚した。

そんな当時の姉のことを思い出した。

少しレミと似ている。

そういった人と会うことは貴重なのかもしれない。

それは例え小説の中でも擬似的に会えることは素敵なことだ思う。

そしてこの小説はわかりやすく素敵な小説なよう思う。

読書100冊チャレンジ
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