嶋田青磁

夏を愛する詩人。文学、芸術、旅、映画、ファッションについて。

少女性を愛せない

わたしにとっての「少女性」は、必ずしも愛すべきものではない。むしろ、嫌悪の対象である。 そう気づいたのは24、5歳くらいで、遅い自我の目醒めと同時期だった。以前の自…

憧憬

La nostalgie 濃紺のみなもに 銀の絨毯が敷かれたみちを おまへの手をとり 駆けてゆきたかった 裳裾を垂らしたやうな 細く白い雲、澄みゆく大気 耳もとで囁かれるの…

フレア

月明かりさへ霞ませる 燦然たる光は 橙色をして ぼくの心臓を震わす 光はあまりに眩しく 肋骨のすき間を洩れ 辺り一帯に 恒星のリュクスを 撒き散らすやうだ 八月の夜の…