スポーツ選手とフリーランスの共通点

 パリオリンピックが無事に終了し、日本はメダル数で世界3位という素晴らしい結果を収めました。日本はすっかりスポーツ大国ですね。特に柔道、レスリングの格闘技系は相変わらず強かったですね。水泳や団体球技の成績が振るわなかったものの、もしこれらの競技でも好成績を収めていたら、さらに驚異的な結果となっていたでしょう。東京オリンピックでの強化が影響しているのかもしれません。スポーツファンとしてこの傾向がロスオリンピック以降も続くことを期待しています。
 
 日本人は優秀な国民なんだな、と改めて感じましたが、経済が落ち込んでいるといわれている今こそ、もっと自信を持つべきです。では、どうすれば良いのでしょうか?
 
注目したいのが、フリーランスとスポーツ選手の共通点です。例えば、プロのサッカー選手はチームと業務委託契約を結び、サラリーマンのような保証がない点でフリーランスと似ています。多くのオリンピアンも企業に所属していますが、サラリーマン的な働き方ではありません。最近ではプロ契約も増えてきており、フリーランスもプロフェッショナルな人材として企業と契約を結ぶことが一般的になっています。
 
 サッカーやボクシングなどのスポーツを観戦するのが好きで、現役を引退した選手たちが多様な領域で活躍しているのをよく目にします。サッカー選手でも監督、コーチ、スタッフ以外に多様なキャリアに進む人がいます。家業を継いだり、飲食業を開業、また事業を興す人も増えてきました。
 
キャリアプランという言葉がありますが、スポーツ選手にも実は多くのキャリアの受け皿が存在します。これはフリーランスにも当てはまります。仕事を通じて多くのフリーランスの方とお近づきになっていますが、皆さん多様なキャリアを歩まれていて、逞しいなと感じることが多いです。
 
 個人で働く人々が日本経済に活力を与えるようになり、そうした存在が経済を押し上げることが実現できるといいですよね。雇用の流動性が良い方向に動き、活力ある国へと進化していくことを願って、日々の仕事を頑張ります。

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