今週の相場振り返り（10.31〜11.4）

今週の相場振り返り💹

❶日本株
▪️日経平均株価¥27199.74 -463.65 -1.68％
▪️シカゴ日経平均先物
⇨ドル建て 27510 +320 ⇨円建て27505 +315

31日は決算発表が集中しました。
JR東日本、JR東海、商船三井、村田製作所、JTなど
みんな知っている大企業が中間決算を発表しました。
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JR東日本は営業利益が3期ぶりに黒字転換しました。
黒字転換した銘柄はすぐではないけど
じわりじわりと上昇しやすい傾向があります。

村田製作所が一転減益となりました。
先週アップルの決算が程よく良かったので期待されていただけにネガティブサプライズとなりました。

ポジティブサプライズとなったのが
日本製鉄の決算‼️
円安を追い風に今期業績見通しは純利益を700億円上方修正！一転5.1％増益となりました。

商船三井、日本郵船、川崎汽船の【海運3兄弟】は今期最高益を更新する見通しとなりましたが、コンテナ運賃の正常化で経常利益が大幅に減るとの懸念もあり、材料出尽くしで売られました。ただ個人的には財務体質の改善や構造改革が進んだので、コロナ前のような業績にはならないと思います。

三井物産、住友商事、丸紅の決算は増収増益で今期業績見通しを上方修正して２期連続最高益更新の見通しです。また、増配や自社株買いなど株主還元の拡充を進めていることが確認できたので、見直し買いの可能性があるかと思います。
来週は三菱商事の決算がありますので、そちらにも注目したいところです。

日経平均は米国の動きに左右されている状況。
FOMC発表やパウエル会見を嫌気して下落したり、雇用統計の発表が好感されたのか、シカゴ日経平均先物が27505円と上に戻す展開です。

❷米国株
▪️NYダウ　$32403.22 +401.97 +1.26％
▪️ナスダック10475.25 +132.31 +1.28％
▪️S&P500 3770.55 +50.66 +1.36％
▪️米10年債 4.163％ ▪️米2年債 4.654％
▪️NY原油 92.61 +4.44 ▪️NY金 1676.60 +45.70
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今週の米国市場は経済指標の発表が相次ぎました。
ISM製造業景気指数やISM非製造業景気指数が予想を下回る結果でリセッション懸念が出てきているなかで、雇用統計では雇用の堅調さが改めて確認できたため、リセッションはまだ先！という楽観的な見方もありますが、FOMC発表後に利上げ幅縮小を匂わせた声明文を好感して米国株は上昇したものの、パウエル会見を受けて株価は下落。2日のNYダウは505ドル下落しました。
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決算発表ではファイザーやウーバー、スターバックスの決算が発表されました。ファイザーは売上高見通しが予想を上回り、ウーバーとスターバックスは売上高と純利益ともに市場予想を上回り、株価は上昇しました。

❸為替相場
▪️ドル円 146.65 ▪️ユーロドル0.9960
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為替相場は145〜148円台のレンジで動く展開。
財務省発表の10月度の外国為替平衡操作の実施額は6兆3499億円でした。9月度とあわせると9兆円を超えました。需給面では為替介入の効果はあったと思いますが、個人的には介入で円安を止めることはできないと思います。
引き続き円安トレンドは変わりなし。
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2日（日本時間3日午前3時）にFOMCが発表。市場予想どおり0.75％幅の利上げを実施（政策金利3.75〜4.00％）としました。声明文では利上げ幅縮小を匂わせる内容でドル安円高になったものの、パウエル会見で利上げ観測が意識されるとドル高円安に戻してしまいました。
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3日に🇬🇧イングランド銀行が0.75％利上げしたものの、今後のリセッションを踏まえて利上げ幅縮小を匂わせた結果、ポンドドルはポンド安ドル高という流れでした。世界各国で利上げを進めているものの、利上げスタンスに違いが出てきた感じがします。FOMC12月会合で🇺🇸FRBが利上げ幅の縮小があるのかどうか、みんなが注目しています。

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