ドラクエⅪの語られてない話  妄想考察2

ドラクエ11 の世界を地図から考えようと思う。まず、この世界はとてつもなく小さい。人間の数も少なすぎる。これはゲームだから簡略化されていると考えても、やはりとてつもなく小さい。船で東にずっと進むと、白いモヤが広がり西に出る。北に進むと南に出る。

これは現代の常識に合わせると、世界が球体である事を示しているようにみえるが、途中の白いモヤはなんなのだろうか?球体ならあの白いモヤは不必要なはず。よってこの世界は球体でなく、そう感じさせるように作られているのではないだろうか。ロトゼタシアは世界の全てではなく、一部でしかない。そしてその外には干渉できず、逆も然り。白いモヤは封印でロトゼタシアは閉じ込められている、又は、まだ未完成な世界なのではないだろうか。

ここでは封印されていると想定で進めようと思う。では何故封印したのだろうか?

それは神の民と聖龍が邪神ニズゼルファから隠れる為だったのではないだろうか?ニズゼルファの目的についてはまだ何も思いつかないが、聖龍と神の民にとっては迷惑な存在であることは確かである。公式ではロトゼタシアを作ったとあるが、そこまで万能の存在ではなく、ロトゼタシアをノアの方舟にしたのではないだろうか。しかし、自身の神性を高める為、または神の民が聖龍の信仰を深める為に、ロトゼタシアを創造した事にしたのではないだろうか。

しかしニズゼルファにロトゼタシアの存在が知れてしまう。そこで引き分けに近い敗北を期した。聖龍は死に絶えたが、意識が命の大樹に形を変えた。葉の一枚一枚がロトゼタシアに生きる命と言われているが、これはただの神話的な伝説に過ぎないと思う。実際、ウルノーガが命の大樹を落としたのは大災害だが、人間は絶滅していない。大樹についてはいづれ考察したいと思う。

ロトゼタシアはドラクエ3の過去の世界という考え方もあるが、地殻変動がその速さで起こるのは有り得ない。恐竜を絶滅させたレベルの隕石級の災害が起こってもユカタン半島のような跡が残るだけで、大陸が移動する事は考えにくい。よって、人類が記録できているわずかな期間でロトゼタシアがアリアハンになる事はないと判断できる。

ロトゼタシアがアリアハンになる事がないなら、どのようにドラクエ3に繋がるのかは、これもまた更なる考察が必要である。

今回はロトゼタシアのような小さな世界で、何故5つ国があり、文化的差異が大きく分けて2つしかないのか。この二つの差異とはホムラとそれ以外である。ホムラのみアジア的、古代日本的な文化を残している。しかし、通貨と言語は全く同じである。この世界で唯一言語が違うのはニズゼルファだけである。

この事から、やはりロトゼタシアは大きな世界の一部を切り取って封印されたものであると想像できる。クレイモラン、ユグノア(バンデルフォン)、デルカダール、サマディーの文化圏の差異は僅かな物だ。クレイモランは寒く、サマディーは暑い、この気候の差から来る程度のものだ。しかしホムラは建物の作り方から、生活様式、信仰対象も違うように思われる。

建築方法はホムラ以外は基本的に石造りでレンガを使用している。ホムラは木造と石垣である。そして鳥居もホムラ以外にはない。そしてヤヤクに王座は無く、少し高い段差に正座をしている。そして謁見している民は木造の床に直接正座しているのだ。これは正直辛いし、全く理に適っていない。これは畳のような技術が失われ、正座の文化だけが、かしこまった姿勢として残ったのではないだろうか。民家や、バーにはござのような床に座布団、ちゃぶ台もあるし、簾をカーテンのような使い方をしている。しかしバーにはバーカウンターがある。これはホムラ以外から来た文化だろう。座布団に座っている人物はいないので、あぐらの文化はあるのかわからない。そして竹があるのもホムラだけである。

信仰として、しめ縄、鳥居、御幣が見られる。この事から神道をモチーフにしているのは確かだ。しめ縄は鋳鉄する場所と、ヤヤクの屋敷にある。これは信仰対象であると考えていいだろう。ようは鉄で作る武器と神事を司るヤヤクの家系に対する信仰である。鳥居は当然、結界と考えていいはず。ヤヤクの屋敷とホムラビ山に続く山道にある。

そしてホムラは四大国会議には入っていない。ホムラはあそこまで違う文化に関わらず、ヤヤクという統治者がいるにも関わらず、国とされていないのだ。

さて、その四大国だが、あの規模で大国と言うにはツッコミたいところだが、そこはいいとしよう。税金のシステムもわからないし、どのように運営しているのかもわからない。そこは考察するに値しないと考えていいだろう。

四大国は元は一つの国の一部だったと考える。そこの貴族というか、力のある家系が国を名乗りだしたのが始まりではないだろうか。デルカダール家、ユグノア家、クレイモラン家、サマディー家である。間違い無く、その4家は争っただろう。土地の所有個所を考えると、デルカダールとユグノアの同盟、により敗れた二つの名家は砂漠と雪原に追いやられた。そこから途方もない年月がたち、四大国と名乗りだしたのだろう。しかしローシュという勇者が登場し、その後バンデルフォンという庇護国を作り、植民地であるドゥルダをデルカダールから合法的に奪ったユグノアが力をつけた。さらにバンデルフォンを入れ五大国としたユグノアの発言権は相当のものになっただろう。当然、デルカダールは気が気ではなかった筈だ。

バンデルフォンは魔物に滅ぼされたとなっているが、ここにデルカダールも噛んでないとは言い切れないのではないだろうか。ネルセンの子孫であるグレイグがユグノアでは無く、デルカダールに拾われた事も意味があるような気がする。内海を挟んだデルカダールより、勇者の盾であるバンデルフォンの子孫がユグノアでは無く、デルカダールを守る盾になるのは政治的意図があるのではないだろうか。

あと、本編で出てくる謎の勢力として、古代プワチャット王国というのがある。その遺跡で商売していたプチャラオ村の人々も四大国とは違う文化圏である。モデルは中華である。しかし古代プワチャット王国は南米のアステカ、マヤ、インカのような文化であった。その遺跡を利用ししているのがプチャラオ村の文化である。さらにここはメダチャット地方と言われている。メダル学園とプワチャットが合わさった名前で呼ばれている。この部分はもう少し深く考える必要がある。

次回の疑問点をメモ

プワチャットをウルノーガが滅ぼしたのは何故?

プチャラオの文化がここにしかないのは何故?

メダル女学院というのは何?大国とされたプワチャットよりメダというのが、地名で上にくる?

小さなメダルはプワチャットと関係がある?

書いてるうちに謎が増えていく。

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