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歌合

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本記事の歌合わせのまとめ。
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記事一覧

マカロニ

詠 佐藤義清 穴をあけ 我をしらしむ 春の海 帆をあげすすむマルマラの風

パスタ

詠 柿本人麻呂 むぎばたけ 嵐のあとの 穂をひろい 身を粉にしつつ 蔵へおさめる

土鍋

詠 小野小町 あきかぜに誘われ 土鍋火にかけて いざ冬したく腹こしらえを

腹巻

詠 山部赤人 学びやを 離れていまは 職人の 道へすすみぬ 腹をあたため

丸太

詠 大江千里 木挽から きかいで割ける ひくおとの せわしなきかな ひと筋のかぜ

橋桁

詠 良暹法師 まどのそと 川をのぼるや せんどうの 頭かがめて ひと竿をさす

湯たんぽ

詠 善女龍王 ふりかえる 窓のそとには 雪つもる 床にくるまり ひとりかもねむ

詠 常不軽菩薩 ふりかえる 御代のなさけの ありがたさ 水にひたりて ひとりかもねむ

波瑠

詠 祐子内親王家紀伊 窓をあけ 海をながめる 白肌の かがやく姿 ひとり佇む

アキ

詠 藤原道綱母 マドをあけ 喝采あびる 何という かがやく姿 笑いがつつむ

詠 在原業平 人の世の 情けのこころはかなくて 盛りすぎれば気づかれもせず

詠 藤原興風 人の世の 情けのこころ 一輪の梅がごとくに 気づかれもせず

春巻

詠 藤原伊尹 みどりいろ 春をいろどる からしいろ 夏をむかえる 春巻のさら

クレープ

詠 祐子内親王家紀伊 苺あじ 春をたのしむ きな粉あじ 冬をよそおう クレープのあじ