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不安と生きるか。理想に死ぬか。

以前に文系として過ごしてきたことを書いた“鱗蜻蛉”です。そして、国語の成績が悪かったことも。さらに、歴史の成績も悪かったことをここに報告します。なので、歴史小説などもそんなに得意ではありません。しかし、過去の偉人の思想や偉業については、最大級の賞賛と関心があります。

作品:覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰
著者:池田貴将
初版:2013年6月10日

帯に書かれた「不安と生きるか。理想に死ぬか。」は、これ以上にない殺し文句でしょう。

言わずと知れた吉田松陰の数々の言葉を現代語訳した本書は、超訳されて現代人の思想に合うよう調整されていると思います。と言っても、吉田松陰の元の言葉の価値を疑うことはないです。素晴らしい。

30歳でこの世から去りましたが、どのような目線で世の中を眺め、どのような意思を持って未来を望んでいたのか。自分の年齢と照らし合わせても、その素晴らしさが伝わってきます。

心 MIND
士 LEADERSHIP
志 VISION
知 WISDOM
友 FELLOW
死 SPIRIT
で章立ててあります。

ご紹介したいのは山々ですが、響く言葉は人それぞれ。手に取らない理由はありません。ぜひ。


本は買っても決めた本棚のサイズに収まらない分は売却することにしています。本書はずっと残っており、かつ、目に止まるところに置いてあります。節目に手に取ることが多いと思います。好きな1冊です。みなさんにも気に入ってもらえたら。

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