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過去最高・EXIT額50億円超えの大物現る【覆面ゲスト・なまはげ氏】|Vol.299-302

今回は過去最高、50億超えの超高額ディールを経験した覆面ゲストの登場です。

▶なまはげさんの出演動画 一気見はこちらから◀

■なまはげさん
100以上の美容系店舗を抱えるある企業の創業者。2017年にファンドへ会社を売却し、現在はシンガポールにも拠点を置いて活動する。


#299  【過去最高】50億円超でファンドに売却した大物経営者現る

覆面ゲストなまはげさんの略歴

美容系店舗を100以上経営、もともとは現場の人間
8年ほど現場でも働いたが会社には評価されず
諦めるならお店を出してからにしようと考えた
自分で出店して初めて居場所を感じ、徐々に店舗を増やすことに

問題解決を繰り返し、6~7年で直営店舗を100まで増やす
1000~1500万円が相場のところ、最初は400万円で開業
8か月後には2店舗目をオープン、こちらも自己資金で

創業10年でファンドへ売却、LBOローン案件
ひょんなことから始めた経営、IPOはイメージがわかなかった
会社が売れることも長らく知らなかった

なまはげさんに「出口戦略」を授けた人物との出会いがあってから、M&Aについて考え始めたとか。詳細は第2回へ続きます。


#300  【年に数件レベル⁈】高額売却が決まった経緯とは

なまはげさんが50億超で会社を売るまで

きっかけはとあるパーティーへの参加
M&Aの事業を始めたという、ある企業の会長との世間話から発展
「会社を売る気ないの?」と聞かれ、売ることを意識するように

その会長をアドバイザーとしてM&Aを進める形に
自分が欲しい金額「30億円」を基準として交渉を進めることに
税引き前利益でX億弱出ていたが、ブレイクとなった

一度話を進めたら、売る気になっていた
M&Aによって10年の経営の結果がいくらになるのかが確定できるとわかった

大事なのは、納得できる試算を出してくれるアドバイザーであること
1度目のブレイクはおそらく書類や試算が弱かったから
その点でも頼れる仲介を見つけ、そちらに依頼することに

今度はなんと候補が20~30社に。しかも評価は‟40億”
入札方式をとった結果、最終的に3社から40億超えのオファーが



#301  【M&Aクロージング】買い手の最終決定・入金から売却後の変化まで

超ビッグディールの買い手選び

最終的な入札額は3社とも50億円超え
LBOローンを利用しての買収は、タイミングと規模も大事
そもそも30億円以上の規模でないと活用されないもの

買い手は‟相性”‟金額”‟理解力”で選んだ
買収後に会社をどうしたいか、買い手によってプレゼン内容がかなり異なる
事業の理解度があり、会社を伸ばせそうな相手を選ぶことに

買い手候補によって、買収後の戦略も「IPOを目指す」「海外展開を進める」といった違いがあったほか、創業者のロックアップを望むところと必要としないところもあったとか。
最終的に「紳士的で肌が合いそう」と感じたファンドに売却することに決め、クロージング当日は銀行に集まり、調印して入金を確認。
その後ロックアップの1年間で引継ぎを行ったそうですが、PMIについても基本的に要望が通り、問題なく済んだとのこと。

売却後の変化

直前に伝えられたショックで、翌日会社に来なかった幹部も
主要メンバーにもクロージングの直前に伝えたというなまはげさん
想像以上にショックを受けるメンバーを見て、悪いことをしたかなとも思ったそう

XX億円全額入金。まずは1億円の時計、そして6億円の土地を購入
とはいえ、一括入金されたお金に対しては意外と保守的になったとか
都市伝説「お金は10億円あったら増え続けるもの」は検証中

なまはげさんが考える、ビッグディールの要因

事業をよくすることに尽きる
買い手がどういうものを求めているかを知るのは重要
どこまでやって売りたいか、まだ伸びる余地のある会社なのか、タイミングを見極めるべき


#302  【総額50億超】高額EXIT、売却益のゆくえとは

売却益はどうなった?

20億はプライベートバンクに
10億は税金、6億は土地に、1億は土地に使った
ベンチャー投資や知り合いへの貸し付けも、応援の意味でやっている

国内のプライベートバンクは手数料が高い?

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