メモ

土星、冥王星・・・「なんで」 ←過去、理由、鎮魂
木星、海王星・・・「どうしたいか」 ←未来、願い、祈り

どっちの系統が強く効いているかで、他者に相対した時になぜその人の人生を理解し尊ぶか、未来への希望や願いを汲み取り助力を与えるかの比重が違ってくる。

基本、悲しいことを減らすのに尽力するのが土冥側、嬉しいことを叶えるのに尽力するのが木海側ですが、そうはいってもどちらも暗転したら、土冥は悲しさこそ価値やアイデンティティとして進む時間の中で時を止めるし、木海は不安から不幸を願うというアウト行為に直結。

その際、間違いに大きく貢献するのが自我である。自分の悲しさにとらわれるのも、心配や不安という形で不幸を願うのも自我のなせる技である。

自我自体は周囲に迷惑とか自尊心とか、意識の中で「今」という断面を切り取った際の害悪にもなりうるが、未来にどう作用するかという視点から見た時に、過度なウェイトがあれば土星冥王星を使うにしろ、木星海王星を使うにしろ、固執による自他への害がどこかに生じるので過度な自我は扱いづらいのである。

自我が強いことそのものが人間的に未熟だとか成熟だとかそういう物差し的な問題ではない。当人への実害有無の問題である。

そしてその自分に帰すという視点を教えてくれるのが、天王星。

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