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YouTubeの実験結果

おはようございます。
昨日、ステッパー(ふみふみするやつ)をゲットして、
さらにステイホームの楽しみ方を高めていこうと企んでいます。

さて今日は、
コロナの緊急事態宣言を機にはじめてみた
新しいYouTubeの実験について、
少しわかったことを書かせてもらいます。

ずばり、『動画のないYouTube』
ライブ配信のみを行うYouTubeチャンネルです。

開始から10日足らずで、
すでに426人の方にチャンネル登録していただいてます!

本当にありがとうございます!!


そもそもこんなYouTubeチャンネルをどうして立ち上げたのか。

まず何より、
こんなときだから届けられるエンタメをやりたいと思ったこと。

人になかなか会えなくなっているいま、
『あいさつ』の価値ってものすごいと思っていて、
ささいに「おはよう」とか「今日もがんばろう」とかを
こぼせる広場を作りたかった。

すごくおこがましいけれど、
自分も含めて「心が死んでほしくない」
本気で思っています。

そしてもうひとつは、
プラットフォームとしてのYouTubeを実験してみたかったから。


今では、もう誰もがYouTubeを知っている時代になって、
当たり前のものとして捉えられるようになっています。

ただ、「どんな動画にするのか」といったように
『コンテンツ』に注目する人は多いけど、
「媒体としてどんな可能性を持っているのか」という
『プラットフォーム』自体を研究する人は
まだまだ少ないんじゃないかな、と思っていました。

「これまでになかったYouTubeの使い方を実験してみたい」

そう思って、
コンテンツ命のYouTubeにあえてコンテンツをあげない
という実験をしてみました。

ちなみにこれは、
映像が命のYouTubeに音声しかあげない
という西野さんの実験に刺激を受けています!

さて、そんなこんなではじめたYouTubeですが、
たった10日でも、色々とおもしろいことがわかってきました。

ここでは、
①コミュニティと共通言語
ポートフォリオではなくプラットフォーム
という2つの視点から実験結果を書いてみます。

①コミュニティと共通言語

まず今回は、コンテンツ(おもしろい動画)があって、人(視聴者)が集まるのではなく、人が集まってコンテンツが生まれるような場所にしたいと考えていました。

実際、そうなりつつあって、
各地の天気を報告しあう文化ができていたり、
みんなでハッシュタグを作ってみたり、
ある方の提案で、つい最近からはテーマソングを作っています。

配信をスタートした時点で、20人くらいは集まってくれていて、
開始と同時に、一気に「おはよう」が交わされます。

確かに、『人→コンテンツ』になっている。

ただ、この状況はとても特殊だと感じていて。
私が(株)NISHINOのインターン生という立場じゃなかったら
絶対に再現できないやり方だなと思います。

なぜかというと、広場に集まってくれる人たちは、
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を通じて
すでに共通言語を持っているから
です。

共通言語があるからこそ、
みんな空っぽの広場にも安心して集まってくれるし、
そこに集まった人たちとも気軽にコミュニケーションが取れる。

以前、西野さんが「場を作りたい人間には場が作れない」とおっしゃっていたけど、まさにその通りだなと思いました。


場を作る=ライブ配信をするが自己目的化すると、
そこに集まる理由がないけれど、
すでにサロンで色んな考えやプロジェクトを共有しているからこそ、
そのスピンオフ的な『待ち合わせ場所』になっている。
(#スナックキャンディと同じだ!)

気づいたら、朝のスナックみたいな感じなのかも。

やっぱり『場』や『コミュニティ』を出現させるには、
共通言語が欠かせないんだな
ということがわかりました。


②ポートフォリオではなくプラットフォーム

わたしのチャンネルでは
その日のうちはアーカイブを残していますが、
0時になるとそれを消します。

つまり、その後に観た人からすると、
動画も何もないのに登録者が400人以上いる、
という奇妙なチャンネルになっています(笑)

ただ一方で、一度登録した人からすれば、
朝8時になればあそこに場が出現することがわかっている。

これってとてもおもしろいと思っていて。

YouTubeではじめて私を観てくださる方に対しては
あまり親切じゃないけれど、
(むしろ、YouTubeで新しい人に出会う確率はほぼない)
そのおかげである意味、少し密なコミュニティになっているとも言える。

配信でみなさんに聞いてみると、
多くのかたが

オンラインサロン(西野亮廣エンタメ研究所)
→私のnoteかTwitter
→YouTube

という流れで遊びにきてくださっています。

つまり、私のYouTubeにたどりつくには、
サロンや私のnoteを経由する必要があって
(#これが共通言語)
そのおかげで『心地いい閉鎖性』のようなものが
生まれている気がします。

本来、万人に対してひらかれているはずのYouTubeは、
少しクローズドな空間を生み出すプラットフォームとしても機能するんだとわかりました。

コンテンツを揃えて、あらかじめ完成されたポートフォリオとしてYouTubeを使うんじゃなくて、待ち合わせ場所のプラットフォームとして使うのは、まだまだ可能性がありそうです。

さらにここ数日は、みんなでこのチャンネルのハッシュタグを作ったことで、『仲良い友達の友達』みたいな感じで、「普通よりも密な口コミ」で新しい人も遊びにきてくださっています。
(#まーちゃん広場・#おはようの実験)

むやみやたらに量(フォロワー数)を求めるのではなくて、狭くても深いコミュニケーションができる場所を持っておくことで、テーマソング作成みたいに、そこから新しいアクションを起こしていくことができる。
(#まさにオンラインサロンの原理だ!)


これまで聞いたことがある、
他の人がやっているのをみていることでも、
自分でコミュニティを作ってみることで、
学ぶことがほんとにたくさんあります!!

こんな風に色々考えられるのも、
SNSの発信を受け取ってくださるみなさん、
いつも応援してくださるオンラインサロンのみなさん、
そして何より色んなことに挑戦できる環境を与えてくださっているチーム西野のみなさんのおかげです!!

本当にありがとうございます(˙˙)

まだまだ先が見えない世界だけれど、
こんな時だからこそどんどん実験して、
未来のかけらをちょっとでもお見せできるように
これからも頑張ります!

では!
テーマソングが本当に完成するのかどきどきですが、
今日も8時からYouTubeの広場で待ってます!🎈

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【音楽のプロジェクトはじまります】

そして。
個人のYouTubeチャンネルとは別に、
またひとつ新たなアクションをはじめます。

音楽を愛するサロンメンバー学生たちを中心に、
同年代の若い音楽家の方たちと
いまだからこそ作れる音楽に挑戦します。

エンターテインメントを止めない。

詳しくは明日のnoteに書かせてもらいます!🏃‍♀️

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