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ルクア個展延期のきもち


おはようございます。
突然ですが、タイトルにあるように、
5月末から6月にかけてルクア大阪さんで
開催予定だった『にしのあきひろ 光る絵本展』を
【無期限延期】とすることになりました。

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今日は、そのお話について書かせてもらいたいと思います。

まずは、個展に向けて作られたFacebookグループに書いた内容を
そのまま書かせてもらいます↓
(読んでくださった方は飛ばしてもらって大丈夫です!)


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突然ですが、5月末から6月にかけて開催予定だった個展を
【無期限延期】にすることになりました。
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理由は、
いまの社会の状況で、みなさんに『応援』されるような形で
大規模な個展を開催することはむずしいのではないか、

ということです。
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コロナウイルスの状況は、
グループ立ち上げ時から、チームの中でも常にチェックしていましたが、
5月末の時点で、リアルな場に大人数の人を集めることは
いまの段階ではむずかしい、という判断になりました。
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でも、何より決め手になったのは、

エンターテインメントを届ける上で、
『ウイルス』や『システム』そのものより、
今この状況で生活している人たちの『心』をみないといけない、

と思ったからです。
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今回の目的は、
ルクアさん、えんとつ町のプペル、
そしてこのオンラインサロンの『ファン』を作ること。

でも、いまの状況で大規模に個展をやることが、
みなさんの『心』に「応援したい」と
思ってもらえるような形で届くんだろうか。

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そう思いました。
このあたりの想いは、後日ライブ配信などで
もう少し詳しくお話しできたらと思います。
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このイベントに向けて
仕事や家庭のスケジュールを調整してくださったみなさん、
遠方からホテルや飛行機を予約してくださったみなさん、
何より5月に向けて一緒にわくわくしてくださっていたみなさん、
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。

4月に入ってからの決断になってしまったこと、
本当にごめんなさい。
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ただ、こんな風に書くと、
プロジェクトが終わってしまうようですが、
そうではありません!!

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個展はあくまで【延期】で、
様子をみながら再開に向けて準備を進めます。
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さらに、こんな時だからこそエンタメでできることを
考えていきたいと思っています!!
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「リアルな場に人を集めることが難しい」というだけで、
エンタメを待っている人たちはたくさんいます!
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西野さんがいつも「『ピンチ』は『チャンス』」と仰っていますが、
わたしも本当にそう思っています。
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特に、『ファンづくり』という目的のためには、
たくさんの方と同じ考えや想いを共有しあえるいまの状況は、
絶好の『チャンス』なのかもしれません。
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いま、ルクアさんに現状の課題を整理してもらっていて、
これからエンタメで何ができるのか、考えていきたいと思っています!
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なので、このFacebookグループは継続し、
これからの展開をまたみなさんと考えていけたらうれしいです!
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この投稿の最後に。
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今回、自分たちが延期を判断する立場になって、
あらためて今の状況が、数え切れないほどの方たちの『心』に
影響を与えているんだとわかりました。
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でも、こんな時だからこそみんなで力を合わせてがんばりたい。
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わたしには、こうやって一緒に悩んだり考えたりしてくれる
4000人以上の方々がいてくれることがとっても心強いです。
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こんなこと、普通じゃありえません。
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だから、ここで終わりじゃなくて、新しい宿題がきたんだと思って、
みなさんとこの状況を『チャンス』に変えていきたいです。
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これからも、随時情報を発信していきます!
ここからまたよろしくおねがいします!!
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金曜の夜に運営チームの中で『延期』を決定し、
昨日の夜にグループのみなさんにお伝えしました。

まず、あらためて4月に入ってからの判断になってしまったこと、
本当に申し訳なく思っています。

それと同時に、たくさんの応援メッセージ、
本当にありがとうございます。

延期の発表をしたあと、Facebookグループでもツイッターでも
すぐさま数え切れないほどのコメントをいただきました。

しかもそれがぜんぶ前向きな言葉ばかり。

なかには、
「判断してくれてありがとう」や、
「とても勇気のいる決断だったと思う」など、

個展に関することだけじゃなくて、
判断したチームの皆さんやわたしを
気遣うようなコメントがたくさんあって。

ありがとうを言うのはこっちなのに・・と、
うれしいやら、さみしいやら、ほっとしたやらで
泣いていました。

本当に、ありがとうございます。

実は、この決断を発表したあと、
ほっとしたという気持ちがいちばん大きくて。


プロジェクトを担当することになった時から、
もちろんコロナウイルスのことは頭の中にあって、

それでも、悩んで止まっていては
いざという時に開催できなくなってしまうので、
Facebookグループの運営や、スタッフのことや、会場構成など、
猛スピードでいろんなことを進めていました。

もちろん何もかも初めてでわからないことだらけなので、
みなさんにお聞きしながら、
少しずつ「プロジェクトってこうやって進めるのかも?」と
わかってきたところでした。

ただ、どんどん実現に向けて動いていく中で、
やっぱりコロナのことがずっと引っかかっていて。

正確にいうと、
コロナの影響を受けている『いまの社会のこと』
ずっとひっかかっていました。

毎日ニュースをチェックしたり、
いろんな数字を追ったりしていたけれど、

それでも『数字』にはうつらない人の『心』の部分。

いろんな話を聞くたびに、
果たしてこのまま走り続けていいんだろうか、と
ずっと悩んでいました。

でも、ひよっこなりにもプロジェクトのリーダーだから、

あんまり結論のないことを会議で話しすぎるのもよくないんだろうか、
もっと自分の中で気持ちがまとまってから話した方がいいんだろうか、

そんな風に思って、
あまり率直にみなさんに相談できずにいたのも事実です。

それでも、やっぱりがまんできなくなって、
思い切って夜中にルクアの担当の北野さんに連絡して、
(本当に遅くにすみませんでした🙇‍♂️)
長い時間いろんなことをやりとりさせてもらって、
やっと自分の『きもち』も、みなさんの『きもち』も
見えたような気がして。

チーム西野のグループでも、
西野さんや、田村さんや、ヤンさんに
具体的なアドバイスをたくさんいただきました。

個展の責任者をしたことがあるセトちゃんにも相談したり、
べぇくんにもなんか癒されたり、
空間デザインの只石さんとも
いろんな可能性を考えて個別でたくさんやりとりさせてもらったり。

そうやってひとつずつ整理した結果、
やっぱり今は【延期】がいちばんいい、
ということになりました。


そして、延期を決めた次の日、
この西野さんのvoicyを聞きました。


”自分たちを応援してくれる人の中から、
「被害者」も「加害者」も生みたくない。
それは、エンタメを届けるよりはるかに大事なこと。
エンタメは、安全や健康の上にあるべきだと思う。”

この言葉に、とっても勇気をもらいました。
エンタメが何のためにあるのか
あらためて学ばせてもらいました!


しかし!
このプロジェクトもここで終わりではありません。
(#なんかすごい終わり感出てるけど)

むしろ、ここからどうやってこの『ピンチ』を『チャンス』に
していけるか
が本当のエンタメだと思っています!

こんな時だからこそ届けられるエンターテインメントがきっとある。

ここからさらに、ルクアさんやサロンのみなさんと一緒に、
この状況で何ができるのかを一から考えていきたいと思っています!!

まだまだ一緒に走ってくださるとうれしいです!

これからもよろしくおねがいします!!

(トップの写真は、個展を担当することを発表した時と、あえて同じものにしてみました!)

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