東大教授にも求められる『ライバー力』
おはようございます。
昨日は、『えんとつ町のプペルVR2』の作戦会議を
Facebookグループで配信しました!
それぞれ自宅にいるメンバーはZOOMで集合し、
それを配信することで、グループのみなさんからもコメントをいただく。
そうやって『二重の配信』(?)みたいなことを
やらせてもらっています。
VRの開発グループだけじゃなくて、
いろんなプロジェクトでこのやり方をさせていただいているのですが、
「オンライン会議を配信する」って
めちゃくちゃおもしろいんですね。
もちろん、オフライン会議の配信もおもしろいんだけれど、
家でひとりでいるのに、
物理的距離の制約を越えて、
いろんな人とアイデアを共有できて、
かつ、その時間をたくさんの人に共有できる。
会議と会議の間の移動時間がないので、
これまでなら不可能だったようなスケジュールを
1日におさめることもできます。
こんな事態にならなかったら、
絶対に取り組もうとしなかった(笑)
あらためて、
社会の文化全体が変化する時期なんだな、
と思う毎日です。
そして、エンタメ界隈以外でも
わたしがこの変化を目の当たりにしているところがあって。
それは、『教育分野』です。
自分が大学生する中で、
学校の仕組みやもとめられるものも
どんどん変わっているなあと感じています。
(#大学生するっていうっけ?笑)
実は、先々週くらいから
こっそり新学期が始まっていて。
東大は完全オンライン授業になったので、
ZOOMを使って授業を受けています。
そして、わたしはラッキーなことに、
こうなったおかげで、普通ならできなかったような
スケージュールが可能になっていて。
朝YouTube配信
↓
(株)NISHINO朝会
↓
ゼミ
↓
仕事
↓
仕事
↓
仕事
みたいな離れ技(?)が可能になっています。
そして、ZOOMを使って授業を受ける中で、
つくづく実感しているのが『ライバー力』の大切さです。
東大教授は、
少し年配のおじちゃん、おじいちゃん先生が
大半を占めているのですが、
そのいろんな先生たちがなんとか試行錯誤して
ZOOMで授業をやろうとしています。
もちろん、すごく上手に使いこなされていて、
「おもしろいなあ」と思う先生もいれば、
「大丈夫だろうか・・」というような方もいて。
ほとんどみんなZOOMなんて初めてなので、
先生も学生も手探りでやっています。
(#ただやっぱり学生の方が慣れるのは圧倒的に早い)
そんな中で、つくづく感じるのは、
「『ライバー力』って、大切だなあ」ということです。
大切、というより、
「もう『ライバー力』無しに、人に何かを教えたりできないなあ」と感じています。
ここでわたしがいう『ライバー力』というのは、
『SNSを使ってライブ配信をする力』で、
『二次元の媒体でリアルタイムに人とコミュニケーションをとる力』です。
『二次元』と『リアルタイム』がポイントかも。
なんか『ライバー力』というと、
YouTubeとか、Showroomみたいに、
インフルエンサーになりたい人や、
若い世代が身に付ける力、みたいなイメージだったんですが、
この今の大学の状況を受けて、
そして、必死に試行錯誤する東大の先生たちをみて、
教育する立場にある人はみんな必要な能力なんだな、と思っています。
休みの日にやるような趣味の領域にあるものではなくて、
必要不可欠なコミュニケーション能力の一部になっているんだな、と。
実際、めちゃくちゃ『ライバー力』が高い先生もいて、
話す間合いだったり、コメントの拾い方だったり、
みんなへの質問の投げかけ方だったり、
「YouTuberなれるんじゃない?笑」
って思うほど、すごい東大教授もいます。
でもやっぱり、大半の先生方は、
オフラインの授業以上のおもしろさを
伝えられていなくて。
せっかくめちゃくちゃおもしろい内容の授業をしているのに、
プラットフォームの使いこなし方で、
それを最大限にいかせていないんじゃないか、と
感じる場面もよくあります。
そんな中でこれからは、
『どんなことを教えるか』だけじゃなくて、
『どうやって教えるか』が
教育を考える上でとっても大切になるし、
人に何かを教える立場になるのに、
とっても大切な力なんだろうなあと思いました。
西野さんがよく、
「ググればいくらでも『答え』なんて出てくるんだから、
正解を出せる力にはもう価値はない」
と、おっしゃっているけれど、
その話とも、とても繋がるような気がしています。
自分も、このnoteだけじゃなく、
最近はじめたYouTubeや、ZOOM配信などで、
『ライバー力』をもっともっと勉強していきたいです!!
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