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ジェンダーと児童養護施設のある子どもの話

おはようございます!
週の真ん中水曜日♪ 

折り返し運転でがんばりましょーー!!

今回は、「ジェンダー(社会的な性)」への考え方と、僕が児童養護施設という場で感じた性の多様性の実情についてあまり、長くならないように話そうと思います!

専門用語が多少、飛び交うのでまだお読みではない方は、前回の「LGBTについてのnote」をご一読いただくことをオススメいたします!

ジェンダーとは?

一般的に社会的な性のことを指します。
身体としての性(セックス)とは違います。

例えば、
・男だから力仕事を!女は家庭に入りなさい。
・女医、女弁護士、看護婦
・男性保育士、男性ネイリスト

など無意識に性によって差別化している事があります。

最近は、そういった性差をつけない呼称になってきていますが、それでも、男子トイレ・女子トイレのどちらを選ぶか問題があったり・・・

メンズ、レディースの洋服は異性の服を着たらダメなの?とか

じゃあ、混浴がオールオッケーか?など、社会に残る課題は山積みなように思います。

このようにジェンダーという考え方は無意識だけど、世の中に溢れています。


そのような考え方を頭の隅に置いて世の中を見渡してみて欲しいなと思います。
意識的にです。無意識ではダメなんです!!

普段、僕も自分が男であるということを意識する場面は少ないです。

なぜなら、意識をしなくても社会が男女に分けて設計されているからです!
ストレスなく、僕は「男」としての生活が送れるのです。

しかし、

いわゆるLGBTや SOGIの人達にとっては、どうでしょうか?

きっと真逆な捉えだと思います。
彼らは、どんな世界を生きているのでしょう。。。


想像して下さい。そして、理解して下さい!


ここからは、児童養護施設で僕が出会った体験を交えて、日常におけるジェンダーの課題をお話しできればと思います!

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一応、補足です。。。
 児童養護施設とは、2〜18歳の子どもが親(保護者)と何らかの事情があって一緒に暮らせない場合に生活をする施設です。
 詳しくはwikiで!


児童養護施設での性の多様性への対応


ある小学生の少年Yくんの身体は「男性」で、心は「女性」でした。
でも、職員も子ども達も、Yくんは女々しい草食系男子ぐらいにしか思ってませんでした。


施設には、居室や公共スペースに男子トイレと女子トイレがあって、Yくんは、いつも違和感を感じながら、男子トイレに入っていました。


スキンシップを取って甘えたい時、女性職員にベタベタすると、
「君は男の子なんだから、男性職員に抱っこしてもらいなさい。」と怒られました。

でも、同じ学年のAちゃんは女性職員に思い切り甘えていました。。。


施設内では、部活動のようなものがあり、男の子だから野球をやったらどうかと担当者に勧められました。
でも、全く野球なんて興味ありません。

本当にしたい遊びは、室内で絵を描いたり、ゲームをしたり。。。

だけど、周りの小学生男児は、よく外で遊ぶし、みんな野球チームに入っていました。
Yくんも仕方なく野球を始めました。でも、やっぱり合わなくて1年で辞めます。


高学年になると、身体的な発達と心の発達が進み、より自分の身体と心のギャップに違和感を感じます。

だけど、誰にも言えません。

だって、その違和感が、
・一体、どうゆうことなのか?
・何が起きているのか?

説明ができないからです。
そして、言ったら、おかしいと思われないか?
と不安でもありました。 


孤独でした。


遊びや趣味が合うのは女の子、でも生活を共にするのは男の子。

これが彼の日常です。


きっと公共のトイレに入る時は複雑でしょう。

洋服だってレディースが着たいのだろうと思います。

こんな風に想像もできないくらいストレスがかかっているのが、彼らの世界です。

もちろんですが、Yくんは、この先もそのストレスを感じながら、生きていくのです。

繰り返しになりますが

想像して下さい。そして、理解して下さい!

施設で例えるならば、Yくんの立場になってメンバー構成やヒアリングの対応、性教育の導入などを検討し、最善を尽くすべきでしょう。

その子の気持ちを完全に理解する事は難しくても、相手の立場になり、イメージし、受け入れることはできます。

社会においても、同じではないでしょうか?

SOGIの人々の気持ちを考え
受け入れる
そして、互いの個性を尊重して
認め合えば

誰にとっても生きやすい社会は、実現できるはずです。

だって、
社会が人間を作るのではなくて、
人間が社会を作るのですから!

なんて、ちょっとキレイごとに聞こえますかね?笑笑

だけど、僕がYくんに幸せになってほしいのは、紛れもない事実!

Yくんが幸せになる為にも社会の変化が必要です。

と、そんな暑苦しい想いがあったので、長々と書いてしまいました。。。

なんだか、まとまらない文章になってしまいましたが、最後まで読んで下さってありがとうございました♪

皆さまが、これを機に少しでも
「性の多様性」「LGBT」「 SOGI」について知識を持って、考えを巡らせていただければ嬉しいなと思います!

まあや

では、また。


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