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夏のまあさマイムワークショップ 〜状態の演技編〜

7月15日(月・祝)に身体演技のワークショップを開催します。
マイム(パントマイム)のフィジカルトレーニングを中心に、身体を使った感情表現や、役の特徴を身体で表現するワークを行います。
身体を使った演技を通して、さまざまな感情体験をしていく3時間半です!

俳優・声優など、演技を身体表現として学びたい方はとてもオススメのワークショップです。また即興劇や、殺陣、ダンスなど身体性を伴う演技に興味がある方も楽しんでもらえると思います。

演劇経験者、未経験者関係なくご参加できるのが、まあさマイムワークショップの特徴です。奮ってご参加ください。

** まあさマイムワークショップ 〜状態の演技編〜 **
日時:7月15日(月・祝)13時30分〜16時30分 ※開場 30分前
会場:新宿周辺(詳細はご予約後にお知らせ致します)
参加費:3,000円(当日精算)
※リピーター割引あり(2019年3月に開催したまあさWSにご参加した方は2,500円)
※WS後、希望者は親睦会を行います。ぜひご参加ください。
<ご予約>
maasa_class★monkeydash.com(★→@に変換)
件名に「7/15ワークショップ参加希望」と明記の上、お名前、ご連絡先(電話番号、連絡のとれるLINE IDやメルアド)、活動中の表現分野やご経験がございましたら合わせてメールにてお送りください。
※ご予約メール送信後、2日経っても返信がない場合は、恐れ入りますがツイッター(@maasaTw)にてメンション頂けますと助かります。

過去のワークショップの動画を貼っておきますね!https://vimeo.com/16345672

「状態の演技」がテーマ

今回のワークショップでは、人がある状態(環境)に置かれたときの身体の状態に注目します。

その状態の感情を細かく分析して、どんな感情になるかを掘り下げていきます。人によって「状態」のとらえ方は違うため、演技が変わっていくことも当然あります。型にはまった演技ではなく、ご自身が感じている生々しい感情をしっかりと受け止めて、感じて、自然な演技をすることに集中していきます。
   
テーマとなる「状態の演技」についてですが、例えば以下の状態のとき、身体にどんな反応や変化が起こるかを想像してみてください。

・休日に家族とのんびり家にいるとき。
・寒い雨の日に外出をしたとき。
・居酒屋で美味しいお酒と食事をしているとき。
・責任者として任された仕事を会社でしているとき。
・片思いをしている好きな人と二人きりになれたとき。
・深夜の暗い道を一人で歩いていたら背後に気配を感じたとき。
・猛暑のなかで重い荷物を運び終わって熱中症になりかけているとき。
・飛行機に乗っていたら凶器を持ったハイジャック犯が現れたとき。
・高校野球の試合に出場中、逆転満塁ホームランを打たれてサヨナラ負けしたとき。
・大好きなアーティストのライブを観賞中に、突然ステージに引っ張り上げられ抱きしめられたとき。

これらの状態は、台詞(言葉)だけでは伝えきれない心の動きを、身体を使って演技をしていく「状態の演技」が必要な表現だと考えます。
大なり小なりの感情が沸き起こり、台詞を補うような動き方やスピード、ポーズ、顔の表情などに感情が反映されていきます。

想像力、妄想力(笑)を存分に発揮して、自分らしい状態の演技をつくっていくのが状態の演技の最初のワークです。さまざまな課題から、心と身体を動かして自身の身体の可能性も合わせて感じてもらいたいと思っています。

身体演技のポイント

身体で演技をするときのポイントがいくつかあります。演技トレーニングの基礎としてワークショップの前半でレクチャーをしていくので、専門的に学びたい方は日々のトレーニングとしてぜひ持ち帰ってください。

身体演技で最も必要な身体の使い方は「筋肉の使い方」だと考えています。
身体を鍛えるための筋トレではなく、筋肉の使い方を知る筋トレです。

筋肉を硬直させたり、緊張させたり、緩めたり、振るわせたり。さまざまな連動した筋肉の動かし方と感情表現は密接に繋がっています。これらをゲームとして体感できる「7つの緊張状態」というワークも行う予定です。

ほかにも、印象に残る演技をするためには「感情に合わせた呼吸の使い方」「ポーズ」「重心のかけ方」「表情の使い方」などがあります。身体の外側と内側をたくさん動かしていきましょう。

言葉を使わない表現のなかで見えてくること

私たちの日常では言葉の力をかりて情報や感情を伝え合っていますが、まあさマイムワークショップの時間内は、言葉を使って伝えることを諦めてもらいます。

ジェスチャーのような暗号的な伝え方ではなく、身体から発信する感情表現にぜひトライをしてもらいたいのです。

そこで、言葉の大切さや、普段のコミュニケーションのくせなどを発見することがあるかもしれません。言葉を使わない非言語の世界を一緒に楽しみながら、体感したことも言葉にしていきましょう!

こうした演劇的な行為は、普段の生活を幸せに生きるために必要な要素だとも思います。演じることで「私」の感情を見ていくこと、「相手」の感情を想像することは、さまざまな社会課題が解決するんじゃないかなとも思っています。
このあたりの演劇体験とコミュニケーション課題の解決の話はまた追って。

それでは、7月15日(月・祝)のまあさマイムワークショップでお会いしましょう★

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