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【子どもの発言】子どもの失礼な発言にどう対処する!?

少し前のお話ですが、下の娘がもうすぐ4歳になる頃だったと思います。

子どもって時に大人がギョッとするような発言をしませんか?

「子どもは正直」

「子どもは時に残酷」

と言いますが、思ったことを何も考えずにそのまま言葉にしてしまうんですよね。

今回は「子どもが失礼な発言をした時、どのように親は対応するか?」というお話です。

3分で読めます✩


黒人の女性を見て娘が言った言葉

こんにちは。

NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです(^^)


私と娘の3人で、お休みの日に車で出かけていた時のこと。

前方の信号が赤で、ちょうどゆっくり走っていた時

道路沿いの飲食店からお客さんが出てきたのが見えました。

そのお客さんを見て次女が一言。

「お母ちゃん、あの人なんで真っ黒なの?お風呂に入ってないの?」


・・・・

お店から出てきたのは、黒人の女性でした。

あまり外国人を見ることがない娘としては単純に不思議に思ったのでしょう。


私は動揺して

「そんなこと言っちゃダメ!!失礼でしょ!」

・・・と言いそうになりました。

でも、「ん?”そんなこと”ってなんだ?」と咄嗟に思い、言葉を飲み込んだのです。


子どもは親から「価値観」を学ぶ

私の友人の子どもは、体が不自由で歩くのがうまくいかず、少し足を引きずって歩いている人を見て

「変なの~」

と笑ったのだそうです。血の気が引いた、と友人は言っていました。

そんな風に、子どもはまだ「自分のいる世界」しか知りません。

色々な人がいる世界

を、まだまだ経験していないのです。


私は咄嗟に「そんなこと言っちゃダメ!」と言おうとしてやめたのですが、

「そんなこと」という価値観は私が持っているものです。

娘にはまだ価値観が植えつけられていません。


南アフリカで黒人初の大統領になったネルソン・マンデラ氏はこう言っています。

肌の色や信仰の違いから人を憎むように生まれついた人間などいない。
人は憎むことを学ぶのだ。

私が「そんなこと」と思っていたり、黒人女性に変に敏感な対応をすることで、娘は知らず知らず「差別」を学んでいくのではないだろうか?


親の普段の態度や言動から、子どもたちは価値観を学んでいくのです。


私の娘への伝え方

さて、私は最終的にどう伝えたのか?というと

「そうか~そんな風に見えたんだね」

と、まず娘の発言を認めました。

そして、

「色々な人がいるね、あの人は黒人と言って元々肌の色が黒いんだよ」

と説明してあげました。


その後で、

「でも、直接あの人が目の前にいたら”お風呂に入ってない”とは言っちゃダメだよ。嫌な気持ちになるかもしれないでしょ?」

とダメな所は素直にダメだと伝えました。


何が正解かは、きっとそれぞれの答えがあると思います。

相手を否定せず、何が正しいのか?正しくないのか?

相手の言葉を認めながら教えていく私の価値観が、娘にも伝わってくれたらいいなと思っています(*^^*) 


今回はこの辺で。

ここで出会えたことに感謝します。


コミュニケーションの基本について、こちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください✩↓↓


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