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正直な気持ち

僕のここ10年をざっと振り返ると、、
CHAME(チェイム)というバンドをつくる → 1年位でメンバー抜ける → バンドを長く続ける秘訣は「一人でもCHAMEを名乗れるかどうかだ」という先輩の話からそのままソロ名義へ → 主にRock、Electro、Piano、ボカロを作っていたが、属性ごとに名義を振り分けた方が聴く側が混乱しないのでは、と考え5つの名義に振り分ける →  再スタートとほぼ同時にコロナ到来 → 音楽に限らず世の中が混沌。ズバッとした活動ができず不完全燃焼 → 2年半が経ち少しずつ制限緩和され、色んなミュージシャンが新譜を出し始める → さあ俺もやろう・・・(今)

こんな感じ。

もう何回再スタートするんだって感じだけど、だってうまくいかないんだから仕方ない。ということで、正直ダメだと思うこのままじゃ。ダメというか、何がダメなのかもさえよく分からないけど、とにかく「こうやったらウケるだろう」とか「マーケティングの法則によると…」とか、そういうのは自分には合わない、もしくは下手過ぎてうまくいかないことが分かった。(と思う)

という訳で、音楽は作らずとも毎日音楽活動のことは頭から離れることなく悶々としている中、何度目か分からない再スタートを切る決心をした。

5つの名義に振り分けた曲を、再び集約し、1つの名義で色々作っていくスタイルに戻します。

理由は、5名義の管理が大変だったことが一番ですが、それ以上に、最初からジャンルを制限されると創作意欲が湧いてこなかったことが大きいです。
(かといって無制限だと、何を作って良いか分からなくなるという死のループも存在するのですが…)

それに、僕がボカロ曲も作ってることを知られてなかったりするので、作品の振り幅というか、ボカロ曲はボカロ曲でしかできない表現をしているのでそういう面を知って貰える機会にも、1名義集約にはあるんじゃないかと思いました。

とりあえず約3年ほど名義振り分けでやってみたけど、なんか合わなかった。これがズバッとくる人も今後出てくると思うし、知らないだけですでにいる気もする。

いいと思ったけど、やってみてダメなら仕方ないじゃんってことで、別にどこの事務所と契約してる訳でもないので好きにやってみようと思います。どうせもう34歳のオッサンなんで、これを20代そこそこが言ってるならまだしも、30歳超えてあーでもないこーでもないと言い訳してる暇あるならさっさと曲出せって感じ。

とりあえず整理すると
CHAME、NARITA MK、ENU、b、Piano Standardで出してきた僕のソロ曲は、全て新しい名義であるMAAA(マー)という名前から配信し直します。
由来はあだ名。マサヒロのマー。MAAやMAH、MARは被り多数だったのでAを追加して検索被り対策。と言ってもまだ変えたばかりなのか全然検索出てこなくて不安ですが。

CHAMEとかNARITA MKに集約しなかったのは、
・CHAME→初見でチェイムと読めない。(チャメになる)
・NARITA MK→初見でもナリタエムケーと読めたり、成田を名乗れるは良かったが、成田MKと思われたり、mkの意味がしっかり説明しないと通じなかったり(機材の型番由来)、スペースが時に悪さをする(NARITAMK、NARITA MK、)。結果なんかあまりしっくり来ず

MAAAは、聞いただけでは「maaa」のスペルを想像できない欠点はあるものの、それは最近のミュージシャンであるAAAMYYY(エイミー)やKOHH(コー)、VaVa(ババ)など、音は一般的、表記は唯一、みたいな事例があるのでいいかと思ってる。
初めて会った人でも、まー、まーさん、まーくん的な感じで呼んで貰えたら、何て呼ぶ問題は大丈夫かな?分からんけど、このMAAAって名前は、何年も前から候補にあったのできっと大丈夫な気がする。
それに今回色んな名義から出てた同じ曲を、MAAAに名前を変えて再配信するので結構しんどかった。普通こんなことする人いないからね。
よくないことではあったと思うけど、これから曲が作れなくなる歳になるまでずっとやってこう、と思った結果の行動です。長い目でみてよかったと思える音楽制作人生になりますように。
まとまりないですが、日々悩みつつ音楽やってるということで。

とりあえず先に、ボカロだけまとめたアルバムが11/27から配信されました。よかったらどうぞ。

そのほかこの約10年から22曲を収録したアルバムも12/5に配信予定ですんで、よろしくお願いします。

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