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「共感し参加するムーブメント」を起こす。ツクルバのロゴをリニューアルします。

目的は、輪郭の再定義・体験の共有・価値観の発信
インナーブランディングであり、パブリックリレーションズであり、未来の仲間集め、ファン集めでもある。
そんなロゴ・リニューアルのプロジェクトを始めます。

「ツクルバを統合するストーリー」が見えにくいという課題感

ツクルバの共同創業者・共同代表で、Chief Community Officerの中村です。事業体と共同体の両視点からの会社経営を目指しています。

おかげさまでツクルバは、7月末にマザーズに上場しました。この節目にロゴのリニューアルを含めたビジョニングを進めることにしました。

この数年ツクルバは、主にカウカモの事業成長とともに、組織として成長をしてきました。ツクルバはメンバーも多くなり、会社としての仕組みも整ってきました。カウカモは、ステークホルダーも多くなり、ブランドとしての輪郭もハッキリしてきました。

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その一方で、ツクルバとカウカモ、そしてツクルバとco-ba。それらを統合するストーリーが見えにくくなってしまった。未来のツクルバを考える上で、ここに重要な課題感を感じています。

「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」を全てのステークホルダーの旗印とするために

ツクルバは、「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」というミッションを掲げて活動をしてきました。

我々は気軽にどこでも購入できる消費財のようなプロダクトを提供してきたわけではありません。広く多くの方に手に取ってもらえるようなプロダクトの代わりに、「場」という一見分かりにくい抽象的な価値をこれまでも提供してきました。

「場」のどんな力を信じて、ここまで活動してきたのか?
なぜツクルバが生まれ、カウカモを、co-baを、生み出してきたのか?
なぜ「場の発明」を掲げ、アクションし続けるのか?

ツクルバが提供している価値の本質は、それぞれの事業そのものを超えて、「場には、人生を肯定する力がある」というアティチュードである。これこそが上の問いへの答えであり、ツクルバ全体を統合する言葉なのではないか。

ビジョニングの過程で気付かされたその想いを込めたのが、以下のfounder's statementです。

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さらに、「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」をメンバーだけではなく、ステークホルダー全員に共感してもらえる旗印にするために、今こそロゴについても見直したい、と思いました。 今のロゴはこのミッションを言語化する前に作ったものであり、いつか再定義する必要があると考えてきました。

それを今、やらなければならない。この節目を一緒に乗り越えたメンバーと、やらなければならない。そして、ツクルバコミュニティみんなのものにしていかなくてはいけない。そう強く思い、ロゴのリニューアルプロジェクトを動かすことにしました。


創業者2人のロゴから、ツクルバコミュニティみんなのロゴへ

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こちらが現状のロゴです。左の三角形はそれぞれ「B」と「A」になっていて、創業者2人が「Business」と「Architecture」の専門性を掛け算して始めたこと、そして「BA=場」をつくる会社であることを表すように、友人のデザイナーが当時つくってくれました。

・創業時に、創業者2人の関係性をイメージして作成された現行ロゴを、これからのツクルバを象徴するものへアップデートする。

もちろん、これがリニューアルの主目的です。ただ、思想は形にするだけでは伝わらない。共に体験することで、伝播していくものだと思っています。
ゆえに、以下の2つもサブの目的として掲げたいと思っています。

・アップデートのプロセスにおいて、ツクルバのアイデンティティを改めてメンバーや社外ツクルバコミュニティと共に検討することで、参加者全員が「ツクルバらしさ」を考え、共有できる機会とする。

・またそのプロセス自体をツクルバらしい形でオープンに見せることで、ツクルバのフィロソフィーを伝えるきっかけとする。

ゆえに、このプロジェクトは、インナーブランディングであり、パブリックリレーションズであり、未来の仲間集め、ファン集めでもあります。

半開きでプロセスをオープンにして、輪郭を描く

ロゴリニューアルのプロセスでは、複数回のワークショップを開催し、社内の多くのメンバーだけではなく、ツクルバに関わる社外のステークホルダーの皆さんにも参加してもらいながら、プロセスを進めていく予定です。

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「ツクルバはどうありたいか?どんな存在として見られたいか?」のような問いをきっかけにダイアログを行い、内側と外側の視点からツクルバの輪郭を描いて、デザインのコンセプトへと繋げていきます。

このプロジェクトの模様は、随時ツクルバのnoteでも公開していきます。
ぜひその様子を見守っていただければ幸いです。

また、社外の方にもご参加いただける機会を設けたいと考えておりますので、ぜひその際には皆さんの声を寄せていただければと思います。

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ツクルバに関わる人々が、「共感し参加するムーブメント」として、ツクルバを感じてもらえるように。そのきっかけとなるプロジェクトにしていきたい。

ツクルバ社史に残るプロジェクトになります。
ぜひともご理解ご協力をよろしくお願いします。

ツクルバ 共同創業者・共同代表
中村真広


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