福翁自伝

現代語訳 福翁自伝

福沢諭吉、バカすぎる(笑)
「真っ裸で飛び起きて、梯子段を飛び降りて、「何の用だ」とふみはだかったところ、案に相違して、下女ではなく奥さんだ」

自分のことを、とても評価してたり、お母さんもファンキーだし。

元々、お札を捨てたりしてた話は知ってたけど。

中々ひどい話でございます(笑)


すごいな。江戸時代で、読書会してたんだ

p112勉強法
絵読と言うのは生徒が10人なら10人、会頭を決めて会頭が読んだ内容を説明するのを聞いていて、出来不出来によって白丸黒丸をつける

福沢諭吉を読み解くと「LGBT」も受け入れられる人物だったのでは、と思います。

古くからの因習などに囚われず、理性的に物事を判断する。
その上で「良識」は大切にする。

でも上手くいかない。

その「憤怒」→「理性だけで解決できぬ憤り」

今、此の世に福沢諭吉が現れたとしたら、どの様に評したかを妄想すると楽しいですね。

SNSとかめっちゃしそうです。

p222 藩の殿様を人間扱いせず、その財産を自然の公共物だと思って、知らず知らずのうち自ら卑劣な態度に陥っていた。

まあまあひどい(笑)

読み終えて【福沢諭吉】
・「古くからの因習」にむやみやたらに従う、のは大嫌い。
・天に恥じない生き方を目指す…魂の高みを望む
・男女子どもの区別なく「ヒト」として接する。
・西洋(アメリカ)での体験から、「今のアジア」を眺めて、下に見ていた。 →日本を西洋並みにしたい。そのためには教育だ!
・お酒大好き。健康第一。

なんか前半のファンキーさと、後半の日本と世界情勢、「その時の雰囲気」描写が素晴らしい。
これは現代語訳者である斎藤孝さんの力量もあるんだろうなぁ。

「学問ノススメ」現代語訳も読んでみるので楽しみです(^_-)-☆


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