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上の子が「出来杉くんキャラ」だと、下の子は勝手に「自己肯定感が低くなる」のかどうか問題。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.6~

久しぶりに、真面目に子育てについて悩んでいて。その内容が標題のもの。
次女(5歳)の自己肯定感が、低い気がするのです

何かと言えば、「できないんだよ~」と言って泣く。
そもそも失敗を恐れて挑戦しない。
お友達とうまくつきあえない(らしい:本人談)。
幼稚園の先生にほめてもらえない(らしい:本人談)。

どうも、自分は「ダメな子」だと思い込んでいる節があるのです。

それがとっても、気になっています。

親バカですが、次女は元気で丈夫でいつもニコニコ社交的、お絵描き上手でパズルもよくでき、1人でお人形遊びやブロック遊びで延々遊び続けられる想像力の持ち主。
どこにも「ダメな子」的な要素はない……と思ってるので、日々、ことあるごとに、本人の様子を言語化して認める声かけをしたり、才能ではなく「取り組みの過程」を褒めてあげたり(今やどちらも常識)するのですが……

本人が自分をダメな子と思っちゃってる分には、親がどう頑張ろうがもう、あんまり効果なくて。
いや、追い討ちかけて自己肯定感を下げるようなことは、絶対しないようにはしてるのですが。

なぜ次女が、自分を「何をやってもうまくいかないダメな子」だと思っているかというと、心当たりはただ1つ。

姉が「出来杉くんキャラ」であること。

典型的な長女気質で、何でもそつなくこなす5学年上の姉が、常に自分のすぐ横にいて。
自分も姉と同じようにしたくても、そんなことできるわけもなく。

生まれてこのかた5年間に渡り、ずーーーーーっと次女は「負け続けている」という意識状態なのかな~と推測。

世の中一般的に、第1子というのは親が力の入りすぎた子育てをしがちで、ついついあぁしなさい・こぅしなさいと指示を出して叱りながら育てたりしてしまうので、第2子以降の子どもはその様子を横目に「そうすると叱られるなら、それやらないでおこう」みたいな感じで要領よく育つ、みたいに言われるのですが。

出来杉くんキャラな長女を私や夫が叱ることは稀なので、次女はそういう要領の良さを身につけることはなく。

ただただ、姉に負け続ける5年間。
結果、本人のほんとの能力や、親の対応如何によらず、勝手に下がる自己肯定感

うーーーーーーむ。
どうすりゃいいのさ。

仕方ないので、以下のような対応をしています。

①習い事をかぶらないようにする。

長女は年長の時からピアノを習っており、はりきった感じの電子ピアノを思いきって買ったので、1人だけで使うのだともったいないから次女も使って欲しい……と、思わなくもないのですが、同じ習い事をすると姉妹で比べてしまうと思うので、ピアノを次女に習わせることはたぶんないと思います。

その代わり、次女は英語。英語が妙に好きなので。
長女は一切習ったことのない英語を習うことで、親の方も新鮮味があり、新しいこと習ってきたら素直に「すごいね!」って褒めてあげられるので、いいかな~と思ってます。

次女本人も、「これだけはねぇたんに負けない」という気持ちを持ちやすいかな~と期待しています。

②本人の自主的な取り組みを最大限評価する

次女はお家遊びが好きで、毎日毎日、幼稚園から帰ってくるとブロックで何かを作って遊んだり、リカちゃん人形で遊んだり、お絵描きして遊んだりしています。

私は次女の描く絵がすごく好きで、このnoteのスキリアクションに入れてるぐらい。スケッチブックやクレヨンはすぐ出せるとこに置いておいて、いつでも好きな時に描ける環境にしておき、のびのびお絵描きしたらその作品の素敵なところをめいっぱい言語化して褒めることにしてます。

あと、ブロック。

「アイドルのステージ」だそうです。ちゃんと奥に控室もあり。
こういうの作ろうという発想がすごいなと(笑)
他にも、学校だの幼稚園だの、バスだの救急車だの、ただの四角いブロックを組み合わせていろんなもの作っては見せてくれます。

クレヨンでのお絵描きにしても、ブロック遊びにしても、もう小4の長女はやらないことなので、比べることなく褒めて認めることができます。
たぶん、次女的にも、これらに関しては「いつも姉に負ける呪縛」から解放されているようで、日々楽しそうです。

③「1人っ子タイム」を大切にする

結局、「姉から妹への嫉妬」にしても、「妹の姉に対するコンプレックス」も、対処する方法は「親が1人ずつを大事にする時間を取る」意外の方法はない気がするのです。

我が家の場合、週1回、金曜日の夕方~夜は、長女が塾に行って不在になるので、その時間帯が次女の「1人っ子タイム」。のんびりゴロゴロしたり、2人で料理したりして、ゆったり過ごすことにしています。

そういう時間があるとないとでは違う……と信じているのですが、効果のほどは、今はまだまだわかりません(長女の塾はコロナ後ずっとオンライン授業で、通塾再開したのはわりと最近なので)。

まあ、効果があってもなくても、私が次女の立場だったら、わりと嬉しい時間かもな~と思って、毎週金曜日の夕方を大切にしようと思っています。

以上、とりあえず3つの工夫。

しかしいずれも、家の中では自己肯定感高めに過ごせても、家の外でも自信をもって過ごせるところまでは持っていけない気がしていて、もう、どうすりゃいいやら。

しかも、私のオーバーリアクションな褒め方がデフォルトになると、幼稚園や習い事の先生が多少褒めてくれても、「いま褒められた」と認識しにくい状態になっているようにも思え、それももう、どうすりゃいいやら(汗)

結局のところ、子育てに答えはなく、その時々で試行錯誤を繰り返していくしかないのですよね。
答え合わせができるのは、最短でも13年後ぐらいで、18歳で成人式とか節目の時に、「ここまで振り返ってパパママの育て方ってどうでしたかね?」って聞いてみるとか……
あるいはもっとずっと先の未来、我が子たちが親になった時に、「育てる側になったあなたにあえて聞くけど、パパママの育て方ってどうでしたかね?」って聞いてみるとか……
そうでもしないと、ほんとに良かったかどうかはわからない、という。

そんなこんなで、あれこれ考えても最終的に、

笑顔で健康なら、何でもいいかな♪

という結論に達したりします(笑)

本日は、これにて。
(今日のサムネイル画像は、次女が習い事の英語のハロウィンパーティーでもらってきたシャボン玉)

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シリーズ「我が子育ての現場から」、過去の記事はこちらのマガジンにまとめております。

2人目育児は2人目育児ならではの悩みがあるな~と日々思います。

しかし昨夜ママ友とオンライン飲み会してて(だから今日は更新遅いのですが汗)、そこでもこの話題で私はウジウジしてたのですが、
「自己肯定感が低いって考えるんじゃなくて、『負けず嫌い』って考えるとプラスじゃない?」
と言われ、目からウロコでした。
持つべきものは、何でも話せる子育て仲間です。

明日は謎の人気シリーズ(?)「月曜日のお掃除日記」第4弾です~

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