自分が強くなればなるほど、ラスボスも強くなる。

「noteのお題ほぼ全部書くチャレンジ」
～No.16 #私の勝負曲 ～

もう、何かしら、「今こそ正念場！何が何でもやりきらねば！！」なことがあると、頭の中で自動再生される曲はいつも決まっております。

これ↓

……またもやゲームミュージックかよ！

いや～…でもFF10が好きな方には、全力でわかっていただけると思うんですよね～……

(以下、FF10に関するネタバレ満載なので、「今やってるとこ！」という方は、ぜっっったいに読まないでくださいね♪)

この曲が流れる「召喚獣バトル」は、FF10の最後の最後のラスボス戦でのみ流れる曲なのですが。
……いや、何しろ本気でプレーしてたのは20年近く前なので、ウロ覚え感満点なのはご容赦いただきたいのですが。
(20年近くも前……時の流れに凹む……)

FF10のラスボス戦は３段構えになっていて、その２段目で流れるのがこの曲でして。

それまでの長い旅路において、幾多の戦いを助けてくれた「召喚獣」を、次々に呼んでは倒し～呼んでは倒し～…と、ぜーんぶ倒していかねばならないという……(倒さねば、召喚獣が次なる破壊神となって、人々を襲うことになる)

ここまでの旅路を思うと泣けて泣けて仕方ない展開のラスボス戦でしてねぇ……召喚獣を倒す度に、ヒロインたる召喚士ユウナがまた苦しそ～うな表情するんですよね。それでも倒しまくらねばこの戦いは終わらないという。

もう、覚悟の上で、やりきるしかない。
迷ったり悩んだりしてる場合じゃない。
辛くても何でも、力を尽くして戦うしかないーー！

……そんな場面で流れる曲です。

この設定の見事なることは、ラスボスに至るまでに、召喚獣を集めて集めて自分たちが強くなっていればいるほど、戦いは長引き、勝ち進むための難易度が上がる、ということ。

シナリオ展開上必須の召喚獣しか集めていない状態でラスボス戦に突入すれば、まだ楽なものを。
がんばって隠しイベントをクリアして秘密の召喚獣など集めて「よっしゃあ！最強！」とか思って突撃すると、ラスボス戦の難易度はむしろ上がるという皮肉。

それでも、やりきるのだ、と。

考えてみると、現実世界もそれに近いものがあり……

自分自身が努力したり経験を積んだりして、「強く」なってると、戦うべき相手や乗り越えるべき壁も「強く」なっている……
そういうことって、よくある気がします。

私自身が、一番直近でそれを感じたのは、今年２月に主催した、大規模な子育て関連の講演会の準備の時なのですが。

自分がここまで、様々な人脈を広げて、段取り力や交渉力を磨きまくって、力を高めてきたからこそ、「こういう人たちを巻き込んで、こんなクオリティの、こういうことを、こういう信念もってやりきりたい！」とか、考えてしまい……

つまり自分も味方も、「よっしゃあ！最強！」という状態であったために……

かえって直前準備の密度が半端なくて、それはそれは脳ミソ常時フル回転で対処せねばならんという、大変なことになっておりました……

その時も、目一杯脳ミソ使いながら、頭の中ではこの「召喚獣バトル」の曲が延々流れてましたね。それに励まされて、一切妥協せず準備を進められ、本番当日も悔いなくやりきることができました。
コロナでイベントの類いが制限される２週間前の話でした。運良く逃げ切った感もあり、悔いなくやれて本当に良かったです。

いろいろ考えると、むしろ、「ぐおぉ～今のこの戦い、大変じゃ～」と感じられるということは、それだけ自分自身が力をつけてきたという、何よりの証拠かもしれません。

そう思って乗り越えていきたいものです。

何を隠そう、今現在もまた１つ正念場で、ゆえに更新が日付変わるギリギリなのですけどね……
(何とか山は越えた……)

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「noteのお題ほぼ全部書くチャレンジ」、あわや毎日更新途絶えるかというピンチでしたが、何とかなってホッと一息。

明日は、#一度は行きたいあの場所 について書きたいと思います。旅の話をするかと思いきや、全力で塾屋話になりそうな予感……よろしければお付き合いください。

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