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【育児日記】 パパママ育休中に私は一泊二日の一人旅に行く

夫からのオファー

思い返してみたら、1人目の育休中の頃は私が育児を中心的に回していたために、1日のほんの数時間でも子どもと離れて自分時間を過ごすという機会が本当に少なかった。

前回も今回も里帰り出産だったのだけど、前回は結局産後2か月強実家で生活をしてその間夫は東京に残って仕事をしていた。その間に育児に関するだいたいのルーティンは出来上がっていたし、私は一人で回せるようになっていた。何よりも、成り行きで完母になったことで、物理的に母親が長時間離れることができなくなってしまっていた。

今回の産育休は2人目で上の子の世話があるというのもあって、夫が出産直後から育休をとって1歳児と新生児両方の育児に関わることになった。そんな状況で、育休が始まる頃に夫がオファーしてくれたのだった。

「自分が育休取っている間に一泊二日で旅行にでも行ってきたら?」

私はありがたくそのオファーを受けることにした。


思えば、子どもを置いて泊まりの予定を入れたことはない

そのオファーの背景として、夫は自分ばかり海外国内含めて出張に行っていて泊まりで家を空けることもあったのに、私は1人目出産後は1度も泊まりで家を空けたことがないこと、夜の予定でさえ片手で数えるほどしか無かったこと、と夫は言った。

確かにその通り。

実際は私の仕事はほぼ出張が発生しないということと、夜の予定は私があまりすきではないので単に入れない(&私の会社は夜の飲み会は基本的に開催せず、ほぼ毎回ランチになる)からというのが私が夜空けたことがほぼない理由。

それでも夫は心のどこかで後ろめたさのようなものがあったのかもしれない。

そして、2人の子どもを自分で見るんだ!という覚悟のようなものも感じた。

理由がないと旅行をしない人間

とはいっても、私はあまり一人旅が得意なタイプではないので、結局一泊二日で遠方の友達のいる街に行って友達と久々に会うことにした。(私の数友人たちは、類友なのかなんなのか、海外にいる人がほとんどで、残り少ない国内の友達はみんな遠方にいる)

私は目的が無いと旅行もしない人だったな、と今回計画を始めて思い出した。過去に旅行したことはもちろんあったけど、その時も何かの用事のついでとか、どうしても行きたい美術館の特別展があるとか、友達に会うとか、マイルが貯まったとか、何かしらの理由があってそこから計画を始めたんだった。

夫は割合と旅行が好きな人なので、結婚してからはちょこちょこ旅行をしてたけどそれも夫の提案があったから、という理由だなぁと思った。基本的には自分一人でいたらとことんひきこもって外には出ない性格なので、結婚して家族に合わせて外に出るようになって良かったなと思った。


自分だったらこうだろうな…と考えた結果

今回、夫が提案してくれたのでありがたくその提案を受けたけれど、そうでなかったら、きっと私は旅行をしたいとすら思わなかったかもなと気付いた。だからこそ、今までもずっと家にいて夜家を空けなかった訳だし、それは自分が好きでやってたことだなと改めて思った。

なので、もともと不満はそこまで無かったのだけれど、夫が旅行してきたら?と言ってくれたことは素直にとても嬉しかったし、実際旅行をするとなったら今からその日が待ち遠しくてワクワクしている。なんともゲンキンな人間である。

きっと夫は、自分が旅行好きで、自分が私の立場だったら行きたいだろうな…と思って提案をしてくれたのだと思う。その気持ちがとても嬉しい。


育児から手を離していくこと

そしてもう一つと気づいたこと。それは、もう少し私も育児の部分を夫に明け渡して行くべきだったなぁということ。

我が家では夫はだいたいの家事をこなしてくれていて、私が育児の方を担当することで上手く回ってきていました。もちろん、その場に応じて私が家事をやったり夫が育児をしたりも多々あるんだけれど、基本的な分担として自然とそうなっていった。

で、その弊害として夫が育児に主体的に関わる機会が減ってしまっていたのかもなぁと少し反省をしました。いかんせん、娘溺愛の夫。仕事が忙しいとはいえ、もっと娘との関わりも本当は増やしたかったかもしれない。

今回の育休で上の娘のことはかなりの部分夫が出来るようになりました。大変大変と言いながらも毎日楽しそうな夫。新生児娘のことも、今回は私がやる部分を減らしてまかせる機会を増やしたらしっかりと世話が出来るように。

その上家事も夫がやっているので、「え、私は一体何をしているの?」という感じですが。(一応言っておくと、私の担当は夜勤と授乳。そして上の娘の椅子になること←隙さえあれば抱っこをせがむ赤ちゃん返り中の娘)

2人目にして頼もしい育児のパートナーになりつつあるなぁと嬉しく思う痲なのでした。


また旅行をしたら、記事にでもしようかなあ。

おしまい。

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