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北欧のコト | デンマークの冬景色


スーッ、ハーッ、深呼吸をします。
ツーンとした冷たい空気です。

雪がとても多いかときかれると、そんなにでもありません。

雪がつもっては、雨や太陽で溶けます。
つぎに雪が降るのはいつだろうと雪が待ち遠しくなるくらいの降雪量です。

日本の雪国では、冬は日課になる雪かき。
雪かきが億劫で冬がきらいというひとも少なくありません。

デンマークの雪の量はちょうどいいです。



冬の朝、早起きをして散歩にいきました。
霜がおり、植物が凍っていて、まるでガラスで作られているようでした。



この雰囲気をガラスに閉じ込めたくなって、作品を作りました。
実は中に入っているのは乾燥させた木の葉っぱです。
ガラスが溶けるくらいの高温で熱すると、化石のように。


冬の北欧は日照時間がとても短い。
お昼ご飯を食べたと思ったら、あっという間に日が沈みます。

でもなぜだか、日が沈んでいく時間はとてもゆっくりに感じました。
よく作業をしていても、それをほっぽって夕陽を見にいきました。
太陽が沈んでも空をそのまま眺めていることもありました。



夜が長く、気持ちがゆっくりになるデンマークの冬。
そろそろまたその季節が近づいてきています。

雪国のここも日没はもう16時半ころです。
あたたかいアイテムを少しずつ増やして、冬を待ちたいと思います。

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