mochizukiのICT活用ワンポイント(7495回〜7501回)

mochizukiのICT活用ワンポイント
7495回(9/6)情報教育担当とは

私も学校の情報教育担当などをしてきましたが、
よく「専門なんですか」と言われました。
そもそも、情報教育を専門に勉強してきた担当者はいないと思います。

理由としては、情報教育は「すべての教科等」で行われるもの、
つまり理科が専門である私は、
情報教育というものの専門ではないわけです。

では、なぜ担当かというと、若い頃からPCなど機器を使って
授業をしていたので、詳しかろうということで
「分掌(先生方で分けて担当するもの)」の一つとして名前があったということです。

だから、学校の情報教育担当の先生だからといって、
パソコンに詳しい、タブレットに詳しい、オンラインに詳しい、と言われると困る、という場合もあるのです。

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7496回(9/7)オンライン授業(対面)とは

「オンライン授業(対面)」という考え方を提案していきたいと思います。
この考え方ができていると、いざ、オンライン授業となったときに、
ハードルがとても低くなると思うからです。

対面(子供たちが教室にいる)授業で、
・オンライン作業
 ・・・共同作業など
を活用しているでしょうか。


1人1台の端末があるため、
ロイロノートやGoogle Jamboardなどを使って共同作業などし、
それを教室全体で大きく映し共有していくと、
黒板にまとめる必要もなく、それぞれの意見が見やすくなるなどメリットがあります。

さて、この教室にいる子供たちがそれぞれの家庭にいるとしたら。
そこにいるかいないかだけで、同じ活動・作業はできるでしょう。
これが「オンライン授業(対面)」の大切さです。

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7497回(9/8)紙の課題を望む声に

オンライン授業の話題の中で、低学年の保護者から課題は紙でほしいという声がある、という話を聞きました。

それはありだと思います。
子供たちそれぞれ条件や環境があるのですから。
それ以外の子供たちには、オンラインで課題を出して提出してもらえばよいのです。

一番してはいけないと思うのは、
・紙でほしいと言っている家庭があるから、全員紙で。
ということです。

少数の条件に合わせるのが平等ではなく、
それぞれの条件に合わせて対応するのが平等、という意味だと思うのですがね。

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7498回(9/9)ミニボードを使う

オンライン授業で、難しいといわれるのが、
・画面が狭い
・子供の様子がわからない
というものです。

子供が問題に取り組んだとしても、
カメラを使ってどう「見せてもらう」か悩みます。
そんなとき、ミニホワイトボードが子供の手元にあったら。

問題を解いた過程を書いてもらってカメラに見せてもらう。
共有せずに先生が見るだけならそれでも十分です。

タブレットでしなきゃ、と思わずに、柔軟な工夫をしたいものですね。

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7499回(9/10)オンライン授業は単画面で

オンライン授業をするのに、
・複数画面を準備する
という話を聞くことがありますが、必要なのでしょうか?

確かに複数画面や大画面があると、
子供たちの把握や資料提示がやりやすくなります。
楽になりますよね。

ただ、子供たちはタブレットの狭い一つの画面の中で作業しています。
そのことを忘れないようにはしたいですよね。

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7500回(9/11)7500回を迎えて

以前7000回まで続けてきた「mochizukiのICT活用ワンポイント」。
昨年から始めた毎日noteをこの続きということで、
通算回数に切り替えました。

7500回ということは、
noteを毎日書き始めて500回になったということ。
しばらくは、
・教育におけるICT活用
・GIGAスクール

の2つにスポットをあてて書き続けようと思います。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7501回(9/12)今週のまとめ

今週は、特にテーマを決めず、
毎日気になったことを書いてみました。
たまにはこういうのもよいかなと思います。

気になっているのは、
・オンライン授業ができている地域・学校
・オンライン授業ができていない地域・学校

の裏側にある、
・日頃から端末活用ができていると思われる地域・学校
・日頃から端末活用ができていないと思われる地域・学校

という格差がじわじわ広がっているのではないか、
ということです。

数年後は、全国学力テストもCBT化されるということですから、
そのときに、対応できているかどうかがはっきりでたり
するのではないかと思います。

続きは次回(9/19(日)にまとめて配信)。


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