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「小学校プログラミング教育」 22(通算328号)

今年度から必修となった「小学校プログラミング教育」。
当然教科書も新しくなり、プログラミングに関するページで教材が写真入りで掲載されています。

その結果、
・この教材を使わなければならない。
・この教材が推奨されている。
と思い込む?小学校の先生も多いようです。

ところが教科書会社の方に実際にきいても、
・もっといろいろな教材があるが、掲載が間に合わなかった。
という話があります。これは、
2018年度(平成30年度)教科書検定
2019年度(平成31・令和元年度)教科書の公開・選択(決定)
2020年度(令和2年度)新教科書
となっているため、教科書づくりが行われたのは2018年以前という時期になるのです。
つまりその頃に存在した(それしかなかった)プログラミング教材が載っているということでもあるのです。

私がよくリモート授業や講座で扱うmicro:bitも一般に知られ始めたのは、
2018年頃でした。そのため教科書には載っていません。
そのことは、2018年に公開された文部科学省の高等学校向け研修教材には、プログラミング教材としてmicro:bitが取り上げられています。
つまり時期の問題なのですね。

続きは次回。

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