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赤山地下壕に行ってきた。

館山海軍航空基地跡地にある赤山地下壕に行ってきました。
全長1.6kmという大規模な壕で、戦時中に海軍が使用していたそうです。
コロネット作戦の抵抗拠点の一つとされるが、建設時期については証言も少なめ。

入口。ここからガイドさんと中へ。
入口付近には自力発電所跡が存在する。

千葉の地層を最大限に生かした地下壕だった。
換気対策もされおり、地層学を取り入れた地下壕である模様。

通路。広々としている。
地層マニアさんも来られるそうな。
治療所跡。換気よし。

スタッフさん曰く「船のにいる人達は密室内での集i団感i染の恐ろしさを知っているので、衛生面めちゃくちゃ気を使っていた」との事でした。
病室の他に薬i局も用意されてました。

他の地下壕と違う点は抵抗拠点計画的に掘られたわけではなく、別の目的で掘られていた地下壕を、戦争末期あたりから海i軍が使用するようになったと思われます。
電話の場所、トイレの場所、また兵器の格納庫等、行き当たりばったりな壕を出来る限り合理的に運用していたのが分かります!

トイレ跡
ここら辺でカップルが道に迷ってた。
格納庫
電話置場跡

地下壕の中で特に美しい地層があるお部屋は尉官・佐官クラスの士官専用。四角く切った窪みは御真影を安置した奉安殿になります。三枚目は居住区用のベッド。
時間的余裕に差があるとは思いますが、軍に比べると生活感がありますね。

将校専用部屋
将校専用部屋
寝床。
水が滲み出てる。水分補給もばっちり。

余談ですが私の祖父は館山海軍航空基地にいました。
痴呆により記憶はやや曖昧でしたが、スタッフさんのお話と一致するので、此処に出入りしてたようです。
終戦時、🇺🇸軍が基地に来るまで🇯🇵が負けた事を知らされなかったとそうです。
地下壕のUSAは🇺🇸兵のサインです。

砲術学校跡地。
時の流れを感じました。


スタッフ様、丁寧な解説ありがとうございました☺️

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