見出し画像

役割分担のメリット・デメリット

組織とは、人の集まりです。
すると人数が増えると、各人が同じ事をやるよりと、役割を分担した方が効率的になる。
だから、人数が増えてくるとチーム分けをしたり、役割分担をするようになる。
しかし、ここに弊害も当然生まれてくる。
世の中のありとあらゆるものには、常にメリット・デメリットがあり、そのバランスが違っているケースが存在している。
※バランスの違いや大小は、ここでは論点からずれるので割愛

で、こと役割分担に関しては、次の通りである。

メリット・・・責任の所在が明確になる
デメリット・・・セクショナリズムが生まれやすい

この役割分担に関しても、メリット・デメリットを押さえつつ、如何にメリットを享受しつつ、デメリットを解消していくかが鍵になる。
このメリットを享受しつつ、デメリットを解消もしくは軽減していく考え方は、投資でもビジネスでも全てにおいて大切になる考え方だと思っている。
完璧なものはなく、如何に完璧に近づけていくか・・・。
またまた脱線しかけたので、話を元に戻すと

役割分担をすることで、誰がどれだけの責任を負うのか?と明確になることで、当人も自身の期待役割に応えようと意識が働く。
ここが機能していない弱い組織は、みんなで◯◯の数字を達成しよう!となっていると「俺じゃなくても誰かがやるだろう!俺の責任じゃない」となりやすくなる。
その為、役割分担のメリットは大きい。

一方で、デメリットとしては、自分の責任の領域が決まっていることで、その枠から外れたことへは無関心となり、我関せず、我知らずとなりやすい。

視野や視座が自分の領域から見ているので、見ることが出来ずに気付くことも出来ない。

この対策としては、視野や視座を1つ上げる働きかけをするしかない。
スタッフなら店長の気持ちになって考えるように働きかけをする。
ではどうしてなのか?そこには、自分が出来ていない新人の時や結果が出ずとも助けてもらった組織への感謝の気持ちを持たせることが大切となる。
自分一人でやれている訳ではない。自分一人で出来るなら、組織に属さずやりたいようにやれば良いのだから・・・。
そんな完璧な人間は少ない。だからこそ、自分の領域だけで考えずに、1つ上の視点や視座で見ることにより見える世界が変わるので、デメリットを軽減させ強い組織作りをしていく必要がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?