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川崎シビックパワーバトル2019

2019.12.15(日)半年前から参加していた勉強会の発表会的な位置づけとして「川崎シビックパワーバトル2019」に参加+観覧してきましたので、自分の記録として、報告を!m(__)m

写真多めとプレゼンターでもあったので、ほかの人の内容が抜ける可能性+このnote自体が長いと思うので、時間がある方はあとでじっくり見る系でも全然OK!

https://cpb.openkawasaki.org/

まずはスタート地点

日付見ると6月ですね。2018は発表者として参加していましたが、今年はなにするのかなーと思ってみてたら巻き込まれることに・・・

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「シビックパワーバトル」とは

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オープンデータ勉強会

5回ほど勉強会をしてます。上記チラシの「ブログ」のところを見てもらえればー今、リンク先見たらめっちゃ途中(3回目まではある)でしたが・・・ブログ記録してる人が忙しい人なんで。

https://kawasaki.keizai.biz/photoflash/1797/

こんなところに出てる。これは1回目の勉強会の様子

主催者とは思いが違うかもしれませんが、まずは「発表する人が出てこない」と12/15のイベントは成立しないだろうなぁとも思ったので、知り合いに声かけまくりました。

4回目の勉強会では「RESASの使ってデータ分析を楽しんだ」って言ってたなぁー(私が勉強会欠席してたため。)

https://resas.go.jp/

これ以外にも、川崎市がオープンデータとして公開しているものなどを分析していきます。

http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/51-7-0-0-0-0-0-0-0-0.html

もしも、自分の住んでいるまちのオープンデータを調べてみたいとかであれば・・・

「〇〇市 オープンデータ」と検索

で出てくるものも多いかと思います。

今回の「2019」では3チームに分かれて、「3人が発表という形式」

いろいろとオープンデータについて細かいことを言い出せば、時間もかかるので、wikipediaより説明を抜粋

オープンデータ(Open Data)とは、特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が望むように利用・再掲載できるような形で入手できるべきであるというアイデアである。

要するにざっくりいうと・・・

シビックパワーバトル=「データの裏付けのあるまち自慢プレゼン大会」

チーム分けで、私以外がまったくオープンデータを知らない地点から、プレゼンを作らなければならないので、資料のストーリーを作ったり、意識合わせ確認したりのほうに役割として回ってました。私の会社の会議室を2回夕方から解放しましたが、2回とも夜遅くまでみんな頑張ったなぁ・・・

前回の川崎シビックパワーバトル

実は、私、前回は登壇もしています。

前置きが多くなりましたが・・・

ヤフーニュースにも出てたけどみん経のほうを採用

https://kawasaki.keizai.biz/headline/841/

始まる前の様子

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JR川崎駅の北口改札の真上で、あのテレビを使ってプレゼンします。

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プレゼンターの方々。小さい子もいますねぇー会場設営後の一コマ

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司会進行とグラフィックレコーディングも同時にやってしまう千葉さんです。今日はよろしくお願いします!

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一番の人気者だったAIBO

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はじまりはじまり

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当日はyoutubeライブで配信。今はデータがないですがそのうちアップされると思うのでリンクだけ載せておきます。

https://www.youtube.com/channel/UC9sOInSsW6Vs1fuBpq62Zbg

当日は投票アプリも使い、スマートフォンやパソコンからでも3チームの評価を投票できるよう説明がありました。

注:ここから写真が多発なのでざっと流し見で。
 画像結合すると文字が見えなくなるので無加工で出します。

ねこさんチーム-高齢者の暮らし

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買い物弱者の様子などをオープンデータから調べてみた様子

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フィンランドとの比較をプレゼンされてます。

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細かいところは見れなくなってますが、たぶん個別でブログとかで解説してくれると思います。ぜひ「ソビデシリーズ」で!

ここから3人目

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シニアのITデビューと少子高齢化が避けられない話。こういうのが抜けちゃうので、グラレコはあるんですねぇー

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うさぎさんチーム-こどもの暮らし

音が伝えられないのが残念・・・(-´ω`-)シュン ゲーム音が流れてます。

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コートが「僧侶」っぽいw

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【個人的に調べたい事項メモ】この料金だけを見ると川崎は保育料金高いんですが、川崎の子育て世代の平均所得で割り算するとまたランキングどうなるかなーと思ったかな?

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「子ども夢パーク」は保育園の保護者会でも使ったことあるー

http://www.yumepark.net/

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「常設のプレーパークが中原区にもあるといいなぁー」
データを使った提案っていうのもあっていいと思うのです。

で、3人目

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一番データに強い人が出てきましたねぇー(o゚ω゚))コクコク

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特に川崎は、凶悪犯罪が報道されることも多く「ガラが悪い」イメージを払拭できないとは言われますが、市外に住んでいる人のイメージ。

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いっぱい数字が出てきましたが、ここでもうさぎさんんチームのグラレコを挟んでみる!

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くまさんチーム-コミュニティーと居場所

マイク持ってるの私ですねぇー(* ̄m ̄)プッ

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自分の写真しか持ってないんですが、発表した3人のスライドは持ってるので、許可を得て公開します。

一人目は、大学生。主催の方に声をかけれれてそのまま発表することになったのね。彼の場合は、まず川崎の現状を話してもらって、川崎市の予測値より増え続ける人口増加(転入超過、婚姻率が上位)、夜間人口について話してもらいました。この大学生の方は、川崎に住んでいないけど住んでいない「関係人口」について話してもらいました。

このイベントを「自分事化して話してほしかった」ので。
ほかの二人とも近い設定でストーリーは考えていただきました。

オープンデータという点では、数か月前に川崎市がオープンデータ化したイベント情報について、「関係人口の大学生が川崎に住んでいる人たちと交流するためのきっかけ」を作っていく話

二人目は、市民活動を中心に動かれている方で、20代女性が、育児休暇で会社を退職後、日中は家にこもりっぱなしな人をデータモデルに、インターネットを検索することでオープンデータと出会い、近くに交流する場所はないか、孤独にならないために情報を探し始める話。逆に言うなら、旦那さんが勤務に出かけていない「夜間人口」とは逆に昼間人口の動きであったりもします。

三人目は、医療に携わる人が地域の人にもサポートしたいというのが始まり。実際にコミュニティナースの方が、医療や保健のオープンデータを見てもらって自分から何か情報を発信してみよう!という話になっていきます。

私から保育園で「インフルエンザの感染症情報」とか張り出してありますよーとか、「医療相談の種類って妊婦相談多そう!」というところをヒントに見てもらうと「データがPDFで列が見にくい」とかそういうところの気づきまで発表してもらいました。

みんなのスライドの中にある「イラスト」もこの方に書いてもらいました!

いままでの「コミュニティと居場所」というまた「ふわっとしたテーマ」からオープンデータを調べて「そんじゃコミュニティとか居場所ってどこなの?」ってところを高速で説明

2日前ぐらいに、お酒を飲みながらつくった思いつきスライドです。

ほかのチームと違うのは、

誰かが何かをするためにどこかでオープンデータに出会い、
活用できるのか?

そこを素直に発表してもらったものになります。

なので、特にデータにかかわる仕事でもなければIT系でもないです。

このデータモデルの3人は、インターネットにスマホでデータを見つけて動く特性があります。ということは「みんながつながりたいと思っているのは特定の場所ではないのではないか?」というところから、「オンラインコミュニティ」について、情報通信白書を調べたところ、10年前よりもインターネットを使って、オフラインイベント(地域のイベント)+オンライン(インターネットを使った交流・SNS等)でも交流が盛んになりつつある。

日本と海外を比べると

自治会・町内会: 日本 16% アメリカ70%

「メールでもやり取りしないんじゃないですか?」
「若い人が来ないと嘆いていませんか?」

高齢者のインターネット利用率は上がってきていても現状はここ

川崎市がとった市民アンケートを見ても、「住民は関係が希薄になりつつある」と感じていても、地域で活動できる場所を問うと「特にない」と答える住民が40%近くいる。

テレワークやWeb、テレビ会議などができる現代において物理的な場所だけにこだわらなくてよくないか??という最後の提案をしました。

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優勝は?

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実は、「シビックパワーバトル」は全国大会まであるんです。

https://www.civicpowerbattle.org/

違う自治体の話聞いてみたいなぁー(o゚ω゚))コクコク

まとめ

最後にこの本の「単純化本能」より

数字は大切だが数字だけに頼ってはいけない

わたしのスライドの最後で話したことなんですが、

数字を見なければ、世界を知ることはできないが、
数字だけでは世界を理解できない。
数字が人々の生活について何を教えてくれるかを読み取ろう。

人にデータを説明するときに、「自分に都合のいいデータ」ばかりを集めてきてしまうと都合の悪いデータははじかれたりして、「気づき」ではなく、「やっぱりそうだった」で終わることが多い。

「データを使って新たな魅力発見をする」というのは、専門外の人が見たときに意外なデータに触れてみる「これって面白いデータじゃないの?」という問いからなんじゃないかなと。

自分の持っている思い込みを排除して、「データを見る」というのは本当に大切と痛感したイベントでした。

運営の方も「どうオープンデータを理解してもらい、また普及させていくか?」、「川崎市の魅力をデータでどう伝えるか?」、「シビックプライドの醸成」とはよく言われますが、参加された方は、川崎市のこと少しはスキになってくれたんじゃないでしょうか?

参加者側としてデータについて、興味はあるけどなかなか難しいと感じていた人たちでも、最後までイベントを走り切り、「やってみて楽しかったーよかったー」の声が聞けてよかったです。

長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。

みやもとからのイベントレポートは以上です。

http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/170/0000112739.html


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