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まず「気づく」ということ

ここしばらくリモートで目標がゆるっと状況なのもあり、ネガティブ系ループに浸っている感じがあり、ちょっとしんどい。二酸化炭素濃度がじわじわ増えた部屋にいる感じ。

考えすぎない練習」という本を読み始めた、最初の方なのだが、以下の引用があった。

We cannot change what we are unaware of, and once we are aware, we cannot help but change.

気づかなければ変えられない、気づいたら変えざるを得ない。

Sheryl Sandberg, Lean In: Women, Work, and the Will to Lead
シェリル・サンドバーグ著「 LEAN IN(リーン・イン)女性、仕事、リーダーへの意欲」

そう、まず「気づく」「認知する」ということ。
自分がどんな思考の癖で、飛躍した考えや悲観・不安を持っているのか、に気づくということだ。気づいたら「そうなんだね」と、一旦立ち止まる。
つまり、そこにジャッジ(特に他人軸の)を入れないことが重要で、「気づく」ということだけでよいのだ。

自分の考えについて考えた瞬間に、私たちは感情のジェットコースターに乗せられます。自分の考えについて思考すると、私たちはその考えについて判断や批判を始め、あらゆる種類の感情的な苦しみを経験するのです。

ジョセフ・グエン著「考えすぎない練習」

ただ「気づくこと」だけが、ループの暴走やネガティブの強化にストップがかけられる。
そして再定義「本当にそうかな?」とか「わからない状況を聞けばいいだけ」とか、思考の暴走から立ち止まり、行動のきっかけに変えていくのだ。より良い私になるために、どうするか(考えや行動を変える)であり、ダメな私(ジャッジ・批判)ではないのだ。

足りなかったもの

で、考えのループに気づいたのはいいが、どんよりとした感覚をどうすればいいのか、持てあましていて、読書もあまり集中できない。

そんな状態で、TwiceのFeel Special がYoutubeで流れてきた。そう、この感じが足りないのよー!(大泣)って思った。肯定し、励まして続けてくれる歌や言葉が足りないんかも!と思った。J-ROCK・J-POPからアイドル系にもどっぷり浸っていた時期もあるのだけど、コロナ以降は音楽もリアルなエンタメからも遠ざかっていた。これらがある意味、私のネガティブループから抜け出す一つの方法だったのかも…と思えてきた。
もちろんアーティストに入れ上げ過ぎると弊害はあるのだが、自分の(思考の中の)言葉では出てこないものってやっぱりある。

Feel Specialの公式MVで、歌詞が日本語字幕でみれるリンクを貼っておく

多分彼女らがファンに向けてメッセージを送っているのだが、受け取る側も呼応している様にも思えるのだ。そして関係ない人に何を言われても、どんな時であってもあなたを全肯定するのは、自分自身であり、あなたの大事な人だけだ、というメッセージも浮かび上がってくる。

また、この曲ができた背景の記事
笑顔だけではないTWICEの物語。“Feel Special”が歌う痛みと愛 | CINRA

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