【短期離職】仕事を辞めて勉強するってどうなの?

仕事がつらくて今すぐ辞めたいという方

程度に差はあれど、少なくないと思います。

私自身その気持ちをかれこれ4年間も抱いていましたから、強く共感できます。

だからって「今日で辞めよう!」

なんて、パパッと決断できないですよね。

結局は【辞めたいけど辞めないという矛盾】が、1番のストレスになってしまいます。

このストレスから解放されるために人がとる行動は1つです。



理由が必要な世の中

突然ですが、世の中って何をするにも「理由」が求められますよね。

感覚的に生きていたい私にとっては非常に生きづらいです。

感覚を紐解けばそこには必ず理由があるはず。

そういう助言もぶっちゃけ鬱陶しいです。

論理的な人間の方が優秀みたいな風潮も100%の納得はできないです。

とはいえ、あまりに世間から浮いて生きていく勇気もありませんから、

そんな世の中で生きていこうと思ったとき

「仕事がしんどいから会社を辞めたい」が許されないのでは?

という不安に襲われます。

だから会社を辞める理由が欲しいのです。

会社を辞める理由①

会社辞める理由として、最もわかりやすいことの1つは「転職先の内定」ですよね。

次の職場が決まっているということは、

やりたいことも明確だし、

金銭的不安もないし、

(ブラック企業を除いては)誰もが納得する理由だろうと思います。

なにより「就業意思」が伺えることが
この理由の、この理由で退職する人の、
尊敬すべき点であると思います。

会社を辞める理由②

若い世代、特に第二新卒で多い理由に「学びなおし」があります。

例えば、専門学校や大学院などに入学してより専門性の高い事柄を学ぶ人がいます。

公務員や士業などの職に就くために資格勉強を始める人がいます。

これらは一見すると、次の就業へ向けたステップのように感じはと思います。

ですが就業意欲を持って学び始める人がどれだけいるのだろうかと疑問に思うのです。

もちろん学んだことを次の仕事へ活かしている方は大勢いると思いますが、全員がそうではないだろうということです。

学生と社会人の線引き

学生時代どんなに一生懸命学んだとしても、それを社会という実践の場で活かせるかは分かりません。

それに、社会での実務経験がなければ一生懸命学んできましたと言っても、通用しないシーンが多いのが現実です。

たった4年しか働いたことのない私ですら、アウトプットの重要性を痛感しています。

だから、学生に戻ってアウトプットの機会を減らしてしまうのはもったいないのではないかと思うのです。

ここでも誤解のないように言いますが、そうではない人もいると思います。

例えば、これまでアウトプットの連続で、落ち着いて学ぶ時間を取れなかったというような人が学びなおすことは素敵だと思います。

一方で、大学卒業まで16年間も社会に対するインプットを続けてきた人が、さらにそこに時間を費やすのは正しい判断なのでしょうか。

もし学ぶことを、はたらくことやアウトプットすることから逃げる手段として利用しようとしているのならお勧めしません。

勉強が本分だったあの頃

「学生は勉強が本分」という言葉がありますよね。

私は勉強が苦手ではなかったので学生時代が恋しいです。

戻れるなら戻りたい。

「新入社員の学生気分が抜けていない」なんて話がよくありますよね。

新入社員時代はそういう発言に対して、失礼だなと思っていました。

でも社会人5年目のいまやっと「学生気分」が抜けたなと感じます。

一生学生でいることはできない。

学生時代は長い人生のほんの一部分だった。

そう気づいたいま、社会でどう生きていくか改めて考えています。

トライアンドエラーの先に

宝くじがあたるとか、親が大金持ちで優しいとか、そういう運のいいことがない限りは

なんにせよ働く必要があると思います。

ある程度のお金を稼ぐことを一旦のゴールとしたとき、そのゴールに辿り着く最短ルートは

机の上で学ぶよりも、実践の場でトライアンドエラーを繰り返すことだと私は思います。

トライアンドエラーから逃げずに、多くの回数をこなした人が、結果を得られるのだろうと思います。

がんばることを見極めて、あとはこなしていくことが社会人として重要なのではないでしょうか。

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