23年前にもらった傘を、なくしたことに気が付いた。
こんにちは、記号・リュウコです。
生き物を題材にアクセサリーを作っています。その他、ハンドメイド作家さん向けに技術系youtube動画の配信をしています。
このnoteは、作家、記号・リュウコの頭の中身を書いています。
昔話時々うんちく。
今日のnoteです。
傘をなくしたことに気が付いた話です。
なぜか全く記憶にないのです。歳？
サムネ用の鶏の写真を撮影しに、行きつけの動物園へ出かけることになりました。その日、空は怪しく曇っていたので、傘を持っていこうとしましたが、無い。
なぜ？
幸い雨はぱらぱら程度で済み、無事撮影できました。
帰宅してから確認してもやっぱり傘はない。
あんなにずっと手元にあったのに、なくした記憶もなく、最後にいつ使ったかも思い出せない。
その傘は、23年前に会社を退職するときもらったものです。
当時教育担当した後輩や同僚がみんなで買ってくれた傘。
真っ赤なきれいな傘でした。
当時の私が絶対に選ばない色。だけど、すごく好きな色。
はじめの10年は恥ずかしくてもったいなくて使えずに、大事にしまっていました。
でも、だいぶ大人になったある日、その傘をおろしました。
それから十数年、ずっとその傘だけ使っていたのに。
全く記憶にない。
最後にどこへさしていったのかもわからない。
はじめはぽっかり気が抜けてしまって、なんとなくさみしい感じでした。
新しい傘は買う気になれないな、と。
しかし、それから数日たったころ、少し良いことがありました。
停滞していたと思っていた事業がほんの少し前進しました。
人の気持ちの切り替えや、状況が変わるきっかけってこんなもんかもしれないな。と思った出来事でした。
なくす、ってことはもう心が離れてしまっていたんだな。
たぶん、次のフェーズに進んだのです。そう考えることにしました。
だから、次はもっとド派手な傘を買おうと思います。
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