見出し画像

バックヤードの収納量を知ろう(34)

前回までの記事で、整理の背番号表のうち、「グループA:月1回以上使うモノ」「グループD:使わないし、愛さないモノ」の出口を決めることができました。残すは、「グループB:月1回未満しか使わないモノ」と「グループC:使わないけど、愛するモノ」です。

図表.pptx (18)

まず、大前提として、ハンディーゾーンに配置した、「グループA:月1回以上使うモノ」は、もう動かさないでください。よく、グループB・Cを収納し始めた際、「部屋に収まらない」という理由で、グループAと混ぜたり、より目立つ場所に置いてしまったりすることがありますが、せっかく精緻に行なった「ミニマリスト収納」が台無しになってしまいます。

一旦、今の段階で残っている面積を、100cmサイズの箱を使って測定しましょう。

今残っている面積が、あなたの自宅にある「バックヤード」です。手が届きやすいハンディーゾーンは、グループA(一番使うモノ)で既にいっぱいになっているでしょう。残っている場所としては、押入れの枕棚・奥の方・下の方、棚の上の方・下の方、キッチンや廊下にあるデッドスペース、ベランダや玄関先の物入れなど、「手は届きにくいけどモノは置ける」場所です。こういった場所をバックヤードと呼びます。モノが保管できそうな場所をかき集め、100cmサイズ箱何箱分に該当するかを、ざっくりと測定します。

バックヤードの体積が、グループB・Cの物量合計を上回って入れば、全ての荷物は家に入りきります。物量がバックヤードを上回る場合は、再度、「Bを本当に使う予定があるのか?」、「Cを本当に愛しているのか?」を吟味し、物量を減らせないか検討します。

どうしても減らせない場合、箱単位で使えるトランクルームサービスで、オプション的にバックヤードを拡張するという方法もあります。

また、居住スペースが十分に広ければ、ここで収納家具を買い足して、あふれたモノの収納場所を確保することもできます。ここで、快適水準の面積を確認してください。

スクリーンショット 2020-01-16 10.44.11

安易に居住スペースを削ってしまうと、日々リラックスできるスペースがその分減ってしまいます。収納家具の購入にもコストがかかり、一度買ってしまうと手放しづらいので、購入は慎重に。

次回から、実際に、グループBとCをバックヤードに収納していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?