【まったり経営学29】『世界標準の経営理論』25 〜弱いつながりの強さ〜愛社精神とチャラさの否定が会社を潰す。能ある鷹は爪を隠し、能ある人は全てを隠す。
さてと、2年前の感想から
見出しとしては、
マーク・グラノヴェッターの功績
ソーシャルネットワークの役割は、伝播・感染にある
ブリッジ(bridge)はいつ生まれるか
ブリッジが成立する条件
広範なソーシャルネットワークへの拡張
知を伝播するには
強いつながりと弱いつながり
ソーシャルネットワークの役割のひとつ
弱いつながりが、縁故採用を復活させる
採用側でも「リファラル採用」(昔でいう縁故採用)で利点あり
弱いつながりこそが、イノベーションを引き起こす
知の探索に弱いつながりのソーシャルネットワークが圧倒的に有利な理由
職人気質の強い、従来の日本企業では、、、
多くのイノベーターは、チャラ男・チャラ娘である
人脈ネットワークのイメージ図
イノベーションは、やはり「辺境」からやってくる
「辺境」からやってきたイノベーションの例
強いつながりが、イノベーションを実践に落とし込む
イノベーションにおける弱いつながりと強いつながりの役割の違い
マーカス・バエアーの論文
つまり
結局
スモールワールド(small world)現象
世界はさらに小さくなっていく
Facebook社のラース・ベックストルムとミラノ大の研究チームの発表
って感じかな💦
ポイントとしては、
関連リンク
去年書いた記事だけどね。世の中には、今やSNSなどの弱いつながりの強さが求められているし、重視されているのに、旧態依然としたステレオタイプな働き方で自分が職場内でも優位な情報の主導権を握ろうとするばかりで、ブリッジ役を狙うも、自分を介して繋がってた人をいつの間にか自分で繋いでしまう残念なブローカーに成り下がる輩は非常に多い。
結果、自分の居場所がなくなり、職場にも混乱しかもたらさないってゆーね👀
今回の感想
コロコロ会社を変わるとか、いろんなところに社交的に出歩いたり、いろんな友達と飲み歩いてたり、多趣味で絵や音楽、プログラミングなんかで遊んでるのを、その時々で
「軽薄そう」
「地に足が付いてなさそう」
「チャラそう」
「何がしたいのかわからないけど、とりあえず面倒くさそう」
みたいな感じで言う人が、まあ、よくいるんだけどね🤔
実際に「チャラい」のと「チャラそう」の大きな違いなんだけど、
実際にチャラい人は、色々やらかしちゃってる人だろうけど、
チャラそう、軽薄そうは、上部だけ見て、その人を
そーゆーイメージ
って勝手に判断して、
なんでその人がそんな行動を取っているのか?
を具体的に確認もしようとしない。
実際、コールセンターに勤めてた十数年前の20代後半から、今の活動がやりたくて出来る範囲で日々負担なくゆっくり色々動いて準備してきた実体験で言えるけど、
「〇〇そう」
って第一印象で人を即断即決する人で、
なんで今そんなことやってるの?
って聞いてきた人はいない(まあ、実際、聞かれても答えることはなかったとは思うが)。
これって組織的には大問題で、
組織の中でこーゆー思考とか考え方の人って、感情の理論(第22章)でゆーところの、
ネガティブ思考な人
が無意識で潜在的に取りやすい行動パターンで、そういう人ほど、よく言えば、
保守的で慎重
なんだけど、
知の深化=自分の仕事はこれで、これだけやっておけばいい
って行動になりやすく、組織に与える影響として、
新しいアイデアの芽すら摘み取りかねないし、新しいアイデアを出してくれる人のモチベーションを削ぐ、新しいアイデアを組織にすんなり提案しやすくなるまですっごく年月がかかることを黙認する結果になりがち
↓
時代の変化に応じて求められるイノベーションの芽を組織内部で潰しがち
組織の寿命を縮めて、組織の柔軟性とか多様性を排除しがち
硬直化した組織風土の醸成されがち
↓
アイデアとか企画力、先見性って面で優秀さを持ってる人材ほど残らない
んだよね〜〜〜。しかも、新しい人材も入ってこなくなるから、組織として新陳代謝が起こりにくくなっていく。
個人の美徳として、
「〇〇一筋、○十年」
「まだまだ、趣味なんて持てる身分じゃない」
「生涯一兵卒」
「会社のために、滅私奉公」
みたいな愛社精神とか忠誠心みたいなロイヤリティとか美学を持つのは個人の自由で勝手なんだけど、だからと言って、今の時代に、
「チャラそう」って第一印象だけで、他の人のやり方を否定
していると、ポイントでも書いてるとおり、
知の探索と知の深化で求められる繋がり方が違うから、
却って自分どころか、組織の首を絞めちゃうんだけどね💦
だから、「弱いつながりの強さ」が大事だってそれだけを大絶賛したいわけじゃなく、要は、
でも書いたとおり、
弱いつながりと、強いつながりがどっちも大事で、
自分のビジネスモデルとか組織の状況に応じて、使い分けよう。
ギブアンドテイクで。
って言いたいだけな話。
実際、今まで、愚直に生真面目に、一意専心で、
「自分の仕事の範囲で、ひとつの会社で、ひとつの業種で勤め上げればいい」
って感覚な働き方な人たちが大半な社会だったのに、もはや、社会の方が、
令和の読み書き算盤を学び直し=リスキリング
って言って、PC、デザイン、金融、経営、法律なんかを学び直すことを推奨してる時代だからね🌱
個人的には、そーゆー考えの古い人たちを尻目に、
やりたいこと、興味があることに30代でひととおり触れてみて、しかもそれをぶつ切りにせずに繋げる行動をしていてよかったなとは思うけどね👀
ステレオタイプな考え方=色即是空がわからない人たちからしたら、エンジニアで、スマホアプリクリエーターが
なんで、経営学の記事なんか書いてるくらい、経営学なんて学んでんだ?
だろうけどね。
目先で必要なこと、金になること以外は、全て関係ない
で切り捨ててる方が、チャラそうとか軽薄そう以前に、
視野が狭い
ってことを露呈してるだけなんだけどね。結局、そういう頭の固い連中に面と向かって何かを言ったところで、
従業員感覚でしか物事を判断しようとしないし、
業務経験がーとかで二言目には否定するばかりで聞こうとすらしない
って分かってるから、無理に説明することもないんだが。
別にそんな人たちに承認して欲しいからやってるわけではないし。
で、結局、
今回のリスキリングみたいに社会の空気が変わったり、リストラされて路頭に迷いかけて初めて、
自分が不要と思い込んで、他人の活動を茶化してたものが
実は、自分にも必要でした
って気づき、やり始めようとしても、
時すでに遅し
ってことが大半ってゆーね🤔
エンジニアだからこそ、マネジメントは関わってくるし、経営理論は身につけておくべきだと思うからやってるんだが 笑🤣
まとめ
そーゆー輩が気づいた時にやり始めても、事前の準備も情報も圧倒的に足りない状況で、目先の金をすぐに追わないといけなくなるから、
普段、感情で理論を否定するステレオタイプな輩ほど、
後先考えずに名前と顔を晒し、自分から柵(しがらみ)を作りたがる
が関の山なんだけどね👀別にSNSなんざ、
人をつなげる
👉世界に発信して誰かに共感して貰いやすくするためのツール
なんだから、わざわざ名前とか顔とか晒しちゃうと、それこそ
好きな活動ができなくなっちゃうので、
賢い人ほど、個人情報は晒さないし、
SNSってそれでも成り立つビジネスモデルでサービス
だけどな👀そうやらないなら、わざわざネットやSNSなんかでやらなくて普通に車とか電話使って、今までどおりなビジネスモデルでやれば十分なのに。
SNSとかWEBの旨みすら充分に分かっていないまま、流行りとかトレンドとか時代の波とかばっかりに意識が行ってるから、余計な金を使って、自分で作れるHPに数百万円とか、大して効果ないどころか、有害でしかないどこかの動画配信サービスとかに15秒とかで広告とか出したがるんだけどね👀
ま、そんなアナログな人ほど、
高密度なネットワーク=情実な関係
を作りたがるし、そんな関係を作りたいなら、わざわざネットとかデジタルを使わない方が出来るだろ 笑🤣
会ったこともない、これからも会うこともない人同士で、
開発したサービスや記事を瞬時に公開できる、
不明点とかわからないこと、解決方法なんかを世界中で共有できる
必要以上につながらないで済む
ってのがインターネット文化の最大の旨みであり、強みなはずですが?
アナログなやり方でやりたいならアナログでやればいい!!!!👀
って感じ。個人的には、
今の時代になぜ、必要以上に繋がろうとしたがるのか意味がわからない🤔
お金儲けでさえやろうと思えば、
繋がりなんてなくても合法的にできるサービス山ほどあるのに。
さてと、次回は、
ブリッジが出てきたところで、
人や組織をつなぐ結節点=橋渡し役=インターフェース
が握る情報の優位性と活かし方
について説明する
について紹介してく〜〜〜🕺
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?