石の上にも5年
2021.3.31
今日で今年度が終わる。
今年度が終わる前に思うのが、私にとって創業して5期までは長い長い修行期間だったということだ。
noteで10回に渡り連載していた
『ポンコツ専業主婦が創業するまで』
にも書いたが私は右も左もわからず個人事業主で起業した。
起業家としての心得もスタンスも全然ないし、起業後も自分の力を試したいなどと何を勘違いしたのか出来もしないのにクラウドファンディングや韓国ビジネスサポート、マッチングなどをやってことごとく大失敗した。
人間関係も他責主義だったのでボロボロだった。
去年、心理学を学び、メンタル心理カウンセラー資格を取得し、宅トレで20キロ以上減量したのを公開してから流れがガラッと変わった。
環境も人間関係も事業に向き合う気持ち何もかも。
そんな時、コメディアンの萩本欽一さんの言葉を目にする機会があった。
石の上にも5年
3年努力したり我慢すれば確かに状況は変わるかもしれないが、そこに運はない。
せっかく3年踏ん張ったんだから、ついでにあと2年続けていればそこに運が生まれる。
これは人それぞれ解釈が異なるかもしれないが、私にとってはストンと腑に落ちた言葉だった。
先に記述したように、自分の未熟さや実力不足、世間知らずが原因でうまくいかないことが多くあり、廃業しようと思った2019年初め。
何をしてもうまくいかなかったからだ。
師匠(旦那)から、ここまで続けたんだからもう少し頑張ってみたら?と諭され、自分なりに頑張ってみたものの宙ぶらりんだった。
そして、昨年の心理学の学びの下りになるのだが、本当に全てにおいて物の見方や価値観、人生観も一変した。
メンターやTwitterのフォロワーさん達との出会いも大きい。
誰かに認めてもらい、背中を押してもらう。
完璧主義をやめて、弱みを見せてありのままの自分を自己開示する。
そうすることで自然と共感してくれる人、応援してくれる人が増えた。
ちょうど起業して丸5年を迎えるタイミングだった。
ああ、欽ちゃんの言うようにこれまでの経験は運を味方にするための修行期間だったのかなぁ。
と思った。
新年度を前にようやくスタートラインに立てた。
これから新サービスのリリースや上半期中に立ち上げるオンラインプラットフォームの準備もある。
自分が目指すビジョンが明確になった今。
出会い、運に感謝し1日1日を大切に過ごしていこうと改めて決意した。
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