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ポンコツ専業主婦が創業するまで⑥『初めての営業』

♡個人事業主女子の味方♡ marshmallow(マシュマロ)ヒューマンサポート 代表 坪内 佐耶佳(さやたん)です。 

私が個人事業主になり、6年目を迎えました。自分自身の経験・体験をきっかけに同じ立場の女性個人事業主さんやこれから創業を目指す女性の今さら聞けない創業/事業の悩みや心配事の解決と目標達成に導く創業アドバイザーとして『女性創業アドバイス×メンタルケア』をコンセプトに女性創業サポートをしています。

このnote記事を利用して、何の役にも立たないと言われ落ちこぼれのレッテルを貼られ自己肯定感0世間知らずのポンコツ専業主婦だった私がmarshmallowを創業するまでのお話とその経験から得て実際に事業で提供している[仕事]の取り組み方や思考などのお話を絡めた【ポンコツ専業主婦が創業するまで】をプチ連載しています(^.^)。

こんな何も出来なかった私ですが、たくさんの失敗を繰り返し周りの人々のおかげでここまで成長することができました。(特に夫である師匠には感謝してもしきれません)

私のポンコツ人生を通して人間不可能はないということであったり、marshmallowの活動を知っていただけるきっかけ、創業/起業を考えている方や、何か行動に移したい!変わりたい!と思っている方の参考になればと思います(^-^)。

第6回目は、初めての営業活動と当時存在したmarshmallowのマスコットキャラクターについてのエピソードを書いていきます。

前回までの記事はコチラ☟

【撃沈した初めての営業】

2015年7月の終わり。

私と師匠は東京にいた。とある展示場で日本最大級のハンドメイドイベントが行われ全国から何千人ものハンドメイド作家やクリエイターが出店する。

名古屋でも展示場を使ったハンドメイドイベントはやっているけど出店者の数と規模が違う。1枚でも多く出来上がったばかりの名刺を配るには絶好の場所だと判断した師匠が貴重な土曜休みを使って一緒に行ってくれたのだ。(初めての営業だから余程心配だったのだろう)

会場に着くと彩鮮やかなモニュメントや4000もの出店ブース、ライブペイントなど私がこれまで約半年見てきたハンドメイドイベントとは全然違う光景が目に飛び込んできた。出店者も実店舗店主から個人作家まで幅広い。しかも作品の質が高い。ディスプレイの工夫が目を引く。接客もこなしていて活気に溢れていた。雰囲気にあっけにとられていた私だが今日はイベントを楽しむために来たのではない。商品を製作してもらう作家を探しに営業に来たのだ。

『髪とか服がだらしないと第一印象が悪い。トイレで整えてくるように。』

営業ではないが、毎日仕事でメーカーの営業と面談をしている師匠から印象が良い営業マンのあり方を事前に聴いていたのでトイレで身なりを整え、すぐ名刺が出せるように名刺ケースをポケットに入れていざ出陣である。(ちなみにこの日は100枚名刺を用意していた)

主にピアス・イヤリング等のアクセサリー、ブローチ、小物を販売している作家のブースを回った。カラフルで市販では売っていない物。アッと驚きがある物。個性的でかわいいデザイン(ふんわりで典型的な表現。具体性が0ですねw)を探し求めた。そう。私があの日、ピアネックレスを身に着けた時のように。

『今度、こういったネットショップをオープンするんです。作家さんにオリジナル商品を作ってもらって買い取らせてもらってこちらで販売する形なんですけどこちらの作品がとても素敵なので改めてご連絡していいですか?』

軍資金を使って気に入った作品を購入(だいたい単価が¥1000前後)。この日は5個ほど購入し、会計時にショップカードをもらう。そこにはSNSアカウントやメールアドレスが記載されているので連絡先を確認したところで名刺を渡し、新幹線の中で作り覚えたこのセリフを言う。

だいたい『へぇ、そうなんですね。いつでも連絡してください。』と返答が来るのだが、中には『いつ頃オープンなんですか?』と聞かれる事もあった。

『年内を予定しています。』

実は、まだオープン日を決めていなかった。ネットショップを開く→なんとなくコンセプトを作る→屋号を決めて名刺を作る。具体的に計画や行動が出来ていなかった私は先方が知りたい情報を何一つ考えていなかった。

100枚用意した名刺はたった5枚しか配れず、良い感触や返事を受け取れないまま初めての営業活動は撃沈で終わった。

夜、帰宅した私は営業する難しさとどうしていいかわからない不安もあり、ぐったりしてしまった。

そんな私を見て師匠が『やめるか?』を聞いてきた。私は『やめない』とだけ答えたまま思考が停止していた。

【マスコットキャラクターまろ吉の存在】

ちょっとここでこぼれ話。

実は、屋号がmarshmallow(マシュマロ)に決まったタイミングで師匠がマスコットキャラクターを作ろうと提案してきた。何か目印になる印象的なマークがあったほうがいいと考えたそうだ。何か楽しそうだなとウキウキした私は提案にのった。

『さやたんってフレンチブルドッグに似てるよね』とテレビを観ていた師匠が笑いながら話しかけてきた。(決してのろけではない)

テレビを観ると、うとうと寝ているフレンチブルドッグが映っており、師匠がアプリに何やら描いていた。

『マスコットキャラクターこれでいいやん』

そこにはウトウト寝ているフレンチブルドッグのラフ画が描かれていた。

『創業者に似たマスコットキャラクター、ウケるんじゃない?』

え~?と思ったがよく見るとシュールで味がある。私自身、フレンチブルドッグが好きなので軽い気持ちでまぁいいかとこのマスコットキャラクターの名前をつけることにした。

マシュマロのマスコットキャラクターで親しみがある名前。浮かぶ名前はマシューとかおしゃれな名前しかない。

『まろ吉でええやん』

またもや笑いながら師匠がアイデアを出した。

まろ吉・・・・おじさんみたいやん、と思ったがじわじわと愛着が湧いてきてマスコットキャラクターの名前は【まろ吉】に決定。

ラフ画の状態だったので清書をしないといけない。そこで私が大阪に住む趣味でイラストを描いている友人にまろ吉の完成デザインをお願いした。友人は快く引き受けてくれて完成したのがこちらである。

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いつもスヤスヤと寝ているオスのフレンチブルドッグでピンクのリボンが大好きなまろ吉

名刺にもこのまろ吉を載せた。見れば見るほど愛着がわいて後にこのまろ吉はmarshmallowになくてはならない存在になった。

快くまろ吉を仕上げてくれた友人には今でも感謝の気持ちでいっぱい。

そして、この後、まろ吉を使って商品のテスト販売を行うことになる。この続きはまた次回(^_-)-☆

【まとめ】

自分が完璧だと思ったコンセプトや商品説明。相手に伝わらない経験ありませんか?まさに当時の私の営業説明は伝わらないものでした。しかも実績もなく実際に商売をスタートしていない。ないないづくしの状態でした。この後もSNSであらゆる作家さんにコンタクトを取りましたが、運営の意図がわからないとも言われました。相手にわかるように伝える。これはテクニックではないです。私自身、最近ようやくわかりやすく伝えるコツが身に着いてきました。

具体的な行動計画・クリアな思考・相手が求めることを知り、何回も【話す・伝える】経験を積んでブラッシュアップして身に着けるものだと痛感しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました♡

marshmallowヒューマンサポート
代表 坪内 佐耶佳(さやたん)
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