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ポンコツ専業主婦が創業するまで③『当事者意識を持つ』

marshmallowヒューマンサポート 代表 坪内 佐耶佳(さやたん)です。 

2021年 新年あけましておめでとうございます。

本年もmarshmallowヒューマンサポートをよろしくお願い致します。そして、このnoteを読んでくださっている皆さんにたくさんの笑顔とHappy、福が訪れますように。

さて、私が個人事業主になり、6年目を迎えました。自分自身の経験・体験をきっかけに同じ立場の女性個人事業主さんやこれから創業を目指す女性の今さら聞けない創業/事業の悩みや心配事の解決と目標達成に導く創業アドバイザーとして『女性創業アドバイス×メンタルケア』をコンセプトに女性創業サポートをしています。

このnote記事を利用して、何の役にも立たないと言われ落ちこぼれのレッテルを貼られ自己肯定感0のポンコツ専業主婦だった私がmarshmallowを創業するまでのお話とその経験から得て実際に事業で提供している[仕事]の取り組み方や思考などのお話を絡めた【ポンコツ専業主婦が創業するまで】をプチ連載しています(^.^)。

marshmallowの活動を知っていただけるきっかけ、創業/起業を考えている方や、何か行動に移したい!変わりたい!と思っている方の参考になればと思います(^-^)。

第3回目は、私が初めて参加したECサイト運営会社の説明会と泣きながら行った初めての創業セミナーについてエピソードを書いていきます。

前回までの記事はコチラ☟

【右から左に流れていく話】

2015年3月。


私はネットショップ開設の為、某ECサイト運営会社が主催する初めてのネットショップセミナーなるものに参加した。
人生初のビジネス系セミナー参加である。
ネットショップ運営に関しては私はもちろん師匠も知識0だったので師匠も参加した。

元々、このセミナーを見つけてきたのはやはり師匠で私は当事者のくせにただ付いていくだけだった。

そんなマインドだったので、主催会社の担当さんが詳しくネットショップ販売の説明をしてくれているのにただ聴いているだけ。メモを取ることもなかった。他の参加者は自社や店の通販部門を活性化させたいと質問したり熱心な姿勢だったが私は出てくる専門用語もわからないし2時間長いなあと思っていた。何だかめんどくさそうだし、管理も難しそうだし私には無理だろうと。

一方、師匠は配布された資料にメモを取って専門用語はその場でスマホでググって調べていた。

話が右から左に流れたまま2時間のセミナーが終了した。帰りに入ったカフェで師匠に説教された。

『いつになったら当事者意識持つの??2万年後か??』

当時の私はこんな自分が創業していいのか自信がなかった。経営者のイメージといえば、有名大学卒業して高学歴で容姿端麗で・・・と自分とはあまりにもかけ離れていたから。当事者意識以前に自信がなかった。

【涙涙の初創業セミナー】

自信がないまま、土日はハンドメイドイベントに出かけてどんな作家さんがいてどんな作品が置いてあるのか、どんなお客さんが買っているのかをリサーチしていた。ただ、具体的なビジネスのビジョンは思い浮かばない。

2015年4月。

またまた師匠から情報提供。

これから起業する人、起業して数年の経営者向けの創業セミナーがあるという。ビジネスとはどういうものか、資金調達や融資制度のしくみ、先輩経営者とのディスカッション。この3つのテーマを2週間に1回、名古屋市内の某銀行本店で学ぶというもの。

実は、もう話を持ってきた時点で師匠は私の名前で受講を申し込んでいた。キャンセルなど出来る雰囲気ではなく私は初の創業セミナーに通うことになった。

受講内容に関しての心配事はなかったけど私が開催場所に不安を感じていた。

銀行。

銀行なんて通帳を作りに窓口利用やATM利用しかしたことがない。独身時代、少しだけ仕事で銀行業務に関わったことがあるけど営業時間外の銀行本店。大会議室。参加するのは経営者。みんな頭がいい。

こんな連想が頭に浮かんで急に怖くなった。

≪絶対バカにされる≫

学生時代のトラウマがフラッシュバックした。

初日当日の朝。師匠に行きたくないと訴えた。

『行け。今、行かなかったら一生変わらないよ!』

半べそをかきながら身支度をして、名古屋へ向かった。銀行までの道中、私は本気で泣きながら歩いた。今となっては笑い話だけどよっぽど不安だったんだろうと思う。

おどおどしながら建物の裏口へ。警備員さんが立っていた。

『あ、あの創業セミナーに来たんですけど・・・』

『このエレベーターから上がってください。』

エレベーターに乗り、会場の会議室に着いた。ドアの前に銀行の方々が勢揃いで迎えてくれた。受付を済ませて一番後ろの席に座った。一息つく間もなく、先ほどの銀行の方々と講師の行政書士さんが名刺を持って席に来た。

『私、名刺ないんです・・・』

名刺がないのにここに居ていいのだろうか。情けない気持ちのまま、講義が始まった。さすがに今回はメモを取らねばとホワイトボードの文字を必死にメモした。2時間の講義の間に30分間休憩があるのだが、その時、初めて受講者を見渡した。

休憩の合間にパソコンで仕事をしている若い経営者。仲間2人で参加したというカフェオープン間近の女性たち(挨拶してくれた)など多種多様な人たちが集まっていた。情熱持って講師に質問する男性もいた。
みんな自分の目的を持って参加していて誰かをけなそうとかそんな人は誰1人いなかった。それどころか気さくに話しかけてくれる。

初めて聞くことばかりだから難しいね、と言っている。

え?みんな私と同じ気持ちなんだ...

この瞬間である。

≪あ、私、ちゃんとしなきゃ。ここにいる人たちは人生かけてビジネスしようとしてる。真剣な人たちと一緒に勉強するんだから私もちゃんとやらなきゃ。自分のことなんだから。私は経営者になるんだから。≫

突然、思考が切り替わった。真剣な経営者の姿を見て自分の立場を理解できたのだ。ようやく、当事者意識が芽生えた私はこの日の夜から人が変わったようにビジネスの勉強と創業に向けての準備に取り掛かった。この続きはまた次回(^_-)-☆

【まとめ】

☆ 当事者意識。これは他人があれこれ言って芽生えるものではありません。自分が気が付かないと意識できないものです。私は、周りの環境に刺激を受けて自分の立場に気が付きました。少し高いレベルの環境に身を置いてみる。そうすることで今の自分のレベルがわかって『このままではダメだ!』と気づくのではないかと自分の経験からクライアントさんによくお話しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました♡

marshmallowヒューマンサポート
代表 坪内 佐耶佳(さやたん)
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〖人を大切に。自分を大切に。人間力を大切に。そして、みんなでHappyに。〗

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