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赤裸々ローカルライフ①コーヒー

赤裸々リゾートライフを綴っておりましたが、つい先日Male'(マーレ)という首都の島で友人宅に1週間程お世話になったため、記憶が薄れないうちに赤裸々ローカルライフも記しておきたいなと思い、今回は少し脱線をしてローカルライフを通じてならではのことを公開します。

コーヒータイム(カフェ編)

日本で言う「お茶する?」にあたる言葉が、モルディブでは「Let's have coffee」になるんです。
補足までに、モルディブ人の喫煙率は世界でもトップを誇るほど、ヘビースモーカーが多いんです。最近は電子タバコを使ってる人も増えてきましたが、まだまだそれは一部に過ぎません。

そして、世界的に禁煙が推奨されている世の中に則り、灰皿を置いてないカフェやレストランも増えてきました。ただ、それはあくまでうちは禁煙のお店ですということを合法的に示してるだけであって、実際には吸っていい。むしろ、灰皿を置いてはいけないため、灰はその辺に落とし、結果的にポイ捨て。それ故もはや、どちらの方がいいのか分からない次元に。

↑この張り紙が「うちのお店は禁煙です」を表示するボード。
なんて書いてあるか読めませんが、吸ったら、MRV500罰金って書いてあるんだと思います。
ちなみに、MVR500≒US32.42≒3,700円。意外と安い。

つまり、この張り紙があるお店では、残念ながら禁煙と掲げておきながら、灰皿なしでタバコが吸えるます。モルディブ人的にはそこを利用してガンガン吸ってます。日本人としては心が痛みます。
基本的にカフェでは、Lavazza coffeeを飲み、タバコを吸い、ゴシップを話すのがモルディブ人流。

コーヒータイム(おうち編)

モルディブ人のおうちに泊まらせてもらって初めて学んだこと。

それは、日本でも家庭でよく見かけるあのネスカフェのインスタントコーヒーにお砂糖を入れ、スプーン1杯の水を足し、潰し、混ぜる。
とにかく混ぜて混ぜて混ぜまくって、クリーミーになるまで混ぜるんです。
そのため、コーヒーマグはガラスではなく、陶器がお勧め。じゃないと、スプーンの衝撃によりダメージを多く食らってしまうため。

日本で、コーヒーにお砂糖を入れる場合は、インスタントコーヒーにお湯を注いで、よく混ぜてからお砂糖を足しますよね。
でも、モルディブでそんなことをした暁には、「コーヒーの飲み方知らないの?」って驚かれます。

では、コーヒーにお砂糖を入れるというシンプルな飲み方の上級編をご覧ください。

↑スプーンをガチャガチャ言わせながら混ぜている過程。
もう一段階クリーム状になったらお湯を入れるタイミングです。
↑黒いカップ(左)がモルディブ人が混ぜたもの。白いカップ(右)が私が初挑戦したもの。
やっぱり混ぜ方が足りないのが一目瞭然ですね。泡の立ち方が違う。
まだ私は混ぜ方の素人です。

言われてみれば、リゾートでのティータイムのとき、スプーンをカチャカチャやっていたローカルがいたなと記憶しています。今思えば、彼らにとっては当たり前の飲み方で飲んでいただけなんですね。なぜあのときのスプーンのカチャカチャの音に疑問を持たなかったのか、私。
そんな余裕を持ってティータイムを楽しむ時間がなかったからですね。笑

【モルディブ人風コーヒーのいただき方】
1)お好みの量のインスタントコーヒーとお砂糖をマグカップに入れ、潰すように混ぜる。
2)スプーン1杯分のお水を加える。
3)ひたすら混ぜる。
4)粘り気が強ければ、更にスプーン1杯のお水を加える。
5)クリーム状(上級者はホイップ状)になるまで混ぜ続ける。
6)お湯を注いで、できあがり。

興味がある方はご家庭で楽しんでみてください。

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