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第9回タカテツこども哲学レポ!

1~6はサイコロトークのお題

流行り病のせいで、久々開催になってしまった、こども哲学。今回は小2たち7人+小1ひとり、にお集まりいただきました。
まずは、最近定番となってきた、サイコロトークで盛り上がりました。
お題は、
1 好きな季節
2 好きな動物
3 夏休みの思い出
4 せみは、いつまで鳴くのか
5 兄弟がいたほうがいいか、ひとりっこがいいか
6 家族のいいところ

「兄弟がいたほうがいいか、ひとりっこがいいか」が結構盛り上がりました。お姉ちゃんにいじわるされるとか、弟がちょっかい出してくるから嫌だとか、さまざまな不満が噴出。このお題はメインテーマでも使えるかなあと思いました。
一方「家族のいいところ」は、全然盛り上がらず。。うーん、と考え込んでなかなか回答ができない場面が多かったです。みんな、家族のありがたさに気付いてないのかなあ。

さて、今日のメインは絵本哲学「大きくなるっていうことは」中川ひろたか・文 を読んで考える!です。

みつまめさんが、読み聞かせてくれました。

一ページずつ読んで、みんなの意見を聞いてみました。(→の部分)
大きくなるっていうことは、、
今まで着ていた洋服が小さくなるっていうこと
→ご飯を食べてすぐ大きくなるわけではない。
→自分では、大きくなっているのがわからない。
→1㎜ずつおおきくなっているのかも。
→気に入った洋服が着れなくなる。
→うちの弟は、たくさんご飯を食べるから、大きい。
 
新しい歯が生えてくるということ
→赤ちゃんは、歯がないからしゃべれない、噛めない、歌えない。だから歯が生えてくる。
→一生こどもの歯だと、うまくかみ砕けない。だから大人の歯になる。
→こどもの歯が虫歯だと、そこに生える大人の歯も虫歯になりやすい。
→年取ると、歯がボロボロになる。入れ歯になる。
 
水に顔を長く浸けられるようになるということ。
→肺が大きくなるから!
→水に顔をつけられなくても、大人にはなれる。一人ひとりできることが違う。
 
前より高いところに登れる。飛び降りる。飛び降りても大丈夫か考えられること
→自分で考えられることが大きくなること。
→自分で考えて、やっちゃダメだなってわかる。
→成長すると、ダメなこと、いいことがわかる。
→学校や本から学ぶ。いろんなことを学ぶから、分かってくる。
 
あんまり泣かないってこと
→大きくなると「心が強くなる」。成長して、我慢できるようになる。
→小さい時と、泣きたい気持ちは一緒だけど我慢できるようになる。
→「泣く」には種類がある。大人は感動で泣くことが多い。こどもは悲しくて泣くことが多い。
・成長するってどういうこと?
→背とかは勝手に伸びるけど、勉強とかの成長は自分でやらなきゃだめ。
→勉強しないと、大人になってから大変。大人になって勉強できないと恥ずかしい。
→小学校と中学校は、大人になったら使う勉強。高校からは、自分がなりたいものになるための勉強。
 
ちいさな人にやさしくなれるっていうこと
→自分が、ちいさい時にやさしくしてもらったから、今度は自分がちいさい子にやさしくしようって思う。
→やさしくなれる子と、なれない子がいると思う。
→ちいさいころに、いじわるされた人はやさしくなれない。
→人の気持ちがわからない人は、やさしくなれない。
→年下に、何してもいいと思っちゃう人。
→いいことをされたひとが、やさしくなれる。

とちゅう、ハンカチ(ハンカチの代わりにコミュニティボール)落としで休憩をはさんだものの、合計1時間半くらい話していました。

ハンカチ落とし
活発!

成長するとはどういうことか、人にやさしくできる人は、やさしくされたことがあるから等々、みんな実はよく考えているんだなあ。。
やさしさとか、メインテーマでも面白そうだなと思いました。
感想もたくさん書いてくれました。ありがとうございました!


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