隙間時間の活用の仕方


皆さん、隙間時間は何をしていますか?
今回は隙間時間の私なりの活用方法に関するnoteになります。


1.はじめに

このnoteで想定している隙間時間は5〜10分程度のものを想定しています。この程度の待ち時間は意識していると意外と発生する回数は多いと思います。人と会う際の待ち時間や交通機関(電車/バス他)の乗車待ち、役所や銀行、美容院、病院などに用事がある場合も訪れてからそれ位の時間は待たされると思います、PCやスマートフォンを使っている人は、再起動を要するOSのアップデートもそれ位はかかると思います。時間としては短く、作業などをするには少し足りないと感じますが、個人的な経験から、このような時間も有効活用は可能であると考えます。

2.活用のコツは『細分化』と『見極め』

隙間時間の活用の仕方は、"『細分化』と『見極め』"にあると思います。
『細分化』ですが、"10分しかない"のであれば"10分でできる"分量にすれば良い、と発想を変えてみましょう。つまり、『細分化』で隙間時間でできる分量に収めることを指します。
一方、『見極め』ですが、自分の能力から、自分でやった場合どれだけ時間がかかるかを『見極め』ることを指します。これができると、隙間時間で"何ができるか?"、"どこまでできるか?"という発想につながっていきます。

2-1.例1 読書

読書であれば、隙間時間で読める分だけ読むという発想にすると、隙間時間での読書がはかどります。読書で『細分化』するためのコツとしては、「区切り」を意識することだと思います。この「区切り」というのは、章や節、節の中でも、文章の中に広めの行間があることがありますが、そういった所も区切りになると思います。本を読むと分かりますが、区切りになる部分が多いので、区切りになる箇所まで読むような習慣をつけると、本の内容の『細分化』が容易になります。
『見極め』は自分の読む速度の見極めになります。読む速度と時間が分かればおおよその「読める文量」が分かります(高校の数学で速さと時間と距離の関係を学ぶと思いますが、同じ発想です)。

参考 速さについて

この「読める文量」で「区切り」から「区切り」まで読むようにすると、隙間時間で読めることが増えると思います。隙間時間の活用はなかなか侮れないものです。また、読んだところから再開できるアプリであれば、「どこまで読んだっけ?」といって読んだ位置を探す時間的なロスも起こりにくいです。

2-2.例2 note記事作成

2つ目の例としてnote記事のような文章を書いて記事にするまでを考えます。読書と同様に『細分化』と『見極め』の発想を利用できます。
『細分化』というのはnote記事を書く手順を分割することに相当します。私の場合、以下のような工程で書くことが多いです(各自、自分の書き方で読み替えてみて下さい)。

⓪書きたいネタを考える

①書きたいネタを決める
②文章を書くためのアイデアを出す
③文章の構成を考える
④使用する素材(画像など)を集める
⑤本文を執筆する
⑥内容を確認する
⑦公開の準備
⑧公開する

note記事の作成の手順を細分化したものです。
・"⓪書きたいネタを考える"はnote記事作成の前段階の工程なので0番表記としました。
・"⑦公開の準備"はnoteの機能としてある"ハッシュタグ"について考えたり、公開する時間の確認など(何らかの理由で公開時間が決まっている場合)の時間を想定しています(ハッシュタグの場合、表記ゆれの関係で、想定していたハッシュタグを考慮したほうが良い場合があります)。

工程を細分化した後は、『見極め』です。具体的に、どの工程が隙間時間でできるか、外出時(PCではなく、スマートフォン使用を想定しています)にできる工程かを見極めます。前者は、ある程度数をこなしてくると、大体どの工程にどの程度時間がかかるかの見極めができるようになります。
上記の工程だと、⓪、①、②、⑦は隙間時間かつスマートフォンでできると思います(特に⓪は普段からやっておくと書きたい文章のネタのストックができます)
⑥は分量が少なければできるでしょう。

重要なのは、上記の例のように、自分が行っている作業を分析して、隙間時間でできるものは作業に回せれば、多少なりとも時間の有効活用になると思います。

3.補足

3-1.補足1 あったほうが良いもの

"もの"というよりは"機能"といった方が妥当ですが、デバイス間の同期機能はあった方が良いです。本noteでは、外出するときはスマートフォン、自宅にいる時はPC(場合によってはキーボード付きのタブレット)を使うことを想定しています。画面の大きさは、スマートフォンの画面よりPCの画面の方が大きくなるので作業効率は良くなると思います。そこで必要になってくるのが、デバイス間の同期機能です。ただし、たいていのアプリではIDなどを利用した同期機能があると思います。同じIDでログインすれば読書であれば購入した書籍一覧や読んだ場所が、メモアプリであればメモした内容などが同期できる機能です。たいていのデバイスではネットワーク接続を前提としているので、デフォルトで同期関係を実装したアプリは多いと思います(強いて問題を挙げるのであれば、同期できるデバイスの数に上限を設けている可能性はありますが、個人であれば数が問題になる状況は少ないと思います)。

3-2.補足2 機密情報について

家の外の場合、機密情報などは漏洩の危険があるので、スマートフォンの画面を覗かれないようにするなどの対策は取りましょう。
仕事でも応用可能だと思いますが、社外秘の情報が社外に漏洩するなどの危険があるので、まずは就業規則を確認したうえで、必要な状況に限定する、スマートフォンの画面を覗かれない対策をする、セキュリティの整った回線を利用する、会社から貸与された端末に限定する、などの対策をしましょう。

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