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旅に出て知る家の良さ

先日、九州新幹線に乗った🚄

九州内の移動は普段マイカー🚗が多いけど今回の旅は特別。

長い間、おあずけ状態になっていた結婚〇〇周年の記念の旅に息子を誘ってみたところ、珍しく🆗が出たのでコロナが落ち着いている今なら!と速攻でチケットを予約した。

来春、社会人となる息子との旅も、これが最後かも…
そんな特別な思いもあったりして。
こちらの都合で悪いけど、半ば強引について来てもらった。

色んな意味で今回は思い入れ満載の旅。

目指すは指宿。

良いお天気に恵まれ、コートが要らないほどの暖かさ。

まずは
新幹線→市営バス→フェリー
を利用して着いた先は〜桜島。

展望所から見た桜島


フェリーから見た桜島

展望所からの眺めとフェリーから見る桜島は少し表情が違う。
優しく呼吸するように細〜い噴煙を上げながら…とても穏やか。

フェリーでは、賑やかな修学旅行生達にまぎれ、夫と二人で記念に自撮り🤳

息子は船内でスマホをいじりながら、時折、景色を観る程度。
私達とは絶妙な距離を取りながら…

でも、この距離感がこの3人旅には必要。

なんか良い感じ。


路面電車や各駅停車の電車に揺られながらお宿へ到着。



薩摩伝承館



砂むし温泉♨️がある歴史あるお宿。部屋からの景色はまるで絵画のよう。

お部屋もお食事も私たち家族にはもったいないくらい。
口数は少ないけど、息子も満足そう。

砂風呂は予約客が多かったので残念ながらパスして露天風呂へ。少し熱めのお湯に冷たい空気が心地よく芯からあったまる感じ。
ゆっくり身体をほぐした後は、お料理と芋焼酎を堪能。
いつもより口数の多い夫とは対照的に息子はほとんどの返しが頷きだけ😊

リアクションはソフトだけど、これでも案外、息子も楽しんでいる。


帰りは
指宿のたまて箱に乗って鹿児島中央駅へ。

たまて箱



旅に出ても
喫煙場所を探し回る夫に少しムッとする事は何度もあったが、息子の存在がその気持ちを和らげてくれた。

息子がボソッと
「お父さん、昔からあんなに落ち着きなかったっけ??」

最近一緒に出かける機会がなくなったせいか、息子にとっては夫の様子に新たな気づき。

もう私は慣れてしまったけど、言われてみれば確かにそうだ
夫は落ち着きがない。せっかちなのだ。


私も私で、エレベーターのドアに挟まりかけたり、下り専用のエスカレーターの前にぼーっと立ったまま、夫からツッコミを入れられるまで気づかなかったり。
広い宿の中で何度も迷子になりかけたり。
旅先でもボケボケぶりを遺憾なく発揮。


旅の仕上げにお土産コーナーでさつま揚げとかるかんをゲット。
帰りの新幹線の中でうとうとしながら一泊二日の旅は無事に終わる。

広くて気持ちの良い露天風呂に入るのも最高だけど、我が家の小さなお風呂に入ると不思議とホッとする。

やっぱり家のお風呂がなんか落ち着く…

夕飯は行きつけのスーパーで調達したパック寿司。
旅の余韻をつまみにしながら食卓を囲む。
改めて我が家の良さを実感するひととき。

たまには非日常を味わうことも大切だ。


今回の旅は息子が一番お疲れだったかもしれないな。

また明日から頑張ろう〜



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