小日記「最近のアレコレ」

 ・仕事終わりに31へ駆け込む。いつもシェイクを頼むのでその日もシェイクを頼んだのだが、時間が時間だからかシェイクを断られる。まぁ仕方がない、非は遅くに来たこちらにある。
 ただ、アイス食いたい欲はあるのでバラエティボックスを買って帰る。今となっては何故バラエティボックスを……と思っているが、シェイクが飲めなかったことによるアイス欲と店に入って注文の段階に入った手前帰る訳にもいかない申し訳無さで欲と先見性がバグったのだろう。結果として全部俺のものなので問題はない。
 問題はここからである。レギュラーサイズを買い、家に帰り、アレコレしてから食べた訳だが、なんだか『多い』。別にサービスしてもらったとかそういうわけではなく、目視で見る大きさと、食べ進めた量と、得た満足感が思っている以上に多く感じた。小さいスプーンでちまちま食べているからか、それとも身体の老いか。前者ならまだしも後者なら少し悲しくなるな……などと思いながら1/3だけ食べたアイスを冷凍庫へ入れ、風呂に入るなどした。
 
 風呂から出たら全部食えたので、たぶん老いではない……ハズ。


 ・帰りがてらたまにスタバに寄ることがある。スタバに寄る……といってもあーだこーだとカスタマイズしたのを飲んだりすることはなく、旬のものとかを特にカスタマイズすることなく買うだけである。ちなみに一番デカいサイズをチョイスしている。量が多いことはいいことだからだ。
 そんな最寄りのスタバにて、ついぞ『顔を覚えられる』という自体が起きてしまった。なんというか……なんというかである。その上マズいのが向こうは覚えていてもこちらが覚えていないのが非常にマズい。申し訳無さすらある。なんというか……な?向こうも覚えようとして覚えたワケでもないんだろうけどな。「このくらいの時間に来て毎回デカいの頼むやつ」くらいの認識なんだろうけど、だとしても覚えられていることに少々ドギマギしている。
 ただまぁ、だからなんだ。というとこではあるが。

 ・年末感があまりにもない。歳を取る、という感覚はなおのことない。どちらももう数日、というところなのにだ。
 大人になるにつれ……いや、ただ単に歳を重ねているだけだが、歳を取るたびに年齢との付き合い方がわからなくなる。誕生日を共に祝うこともなく、年明けに抱負を考えることもなく、淡々と一分一秒を蝕んでいる。気づいたらまた次の歳、次の年だ。我ながら情けない。涙が出てくる。
 来年は、次の歳こそは、マシな日を過ごせるといいが。