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「質より量」に関する雑感

「質より量」の「量」の裏側には「習慣」があるなと思った話。

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「質より量」という言葉がある。「量が質を産む」という言葉もある。個人的には好きな言葉で、いきなり百点満点を狙わなくてもまずは一歩踏み出して行動してみる、という意味合いで理解している。

しかし、特に学習においては、量をたくさん生み出してほしいわけではなく「取り組むための習慣を付けてほしい」という思いが背景にあるのではないだろうか。量を生むためにはアウトプットが必要で、そのためには作業が必要であるが、作業をたくさん実行することはたいして重要ではない。逆にアタマを使うことなく手ばかり動かすことは、ガチャを反射的に回し続けるのと同じで、質につながる可能性も低いし将来の再現性もない。

ここでいう作業を行うことを「習慣」にしてみてはどうだろうか。分からないことに直面したときに、とにかく紙に書いてみる。明日のプレゼンで不安になって眠れないとき、その時の心情を紙に書いてみる。

※「紙に書いてみる」は筆者の習慣なのでそう書いているが、別に紙に書く必要はない。各自手に馴染んだアウトプットでいい。ここでいいたいのは「アウトプットしてみる習慣をつける」ということだ。

「特に学習においては」と書いておきながら、ビジネスの世界でも同じことが言えそうであることに気づいた。これに気づけたのも「気づいたことはnoteに書く」という習慣を筆者が付けたからかもしれない。

Cover photo by Alice Achterhof on Unsplash

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