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【週末のバロック】パッヘルベルの「カノン」

【今日のバロック】

九條です。

今日から7月。いよいよ夏本番を迎えますね。七月の和名は「文月(ふづき)」。七夕の日に詩歌などを詠まれてはいかがでしょうか?

さて、今週も週末の夜のひとときを、優雅なバロック音楽でお楽しみ頂ければ嬉しく思います。^_^

今日ご紹介する曲は、世界的にとても有名な(あまりにも有名すぎる)曲ですから、皆さま1度はどこかで何かの機会にこの曲をお聞きになっているのではないかと思います。


【作曲者】
ヨハン・パッヘルベル(1653〜1706年/ドイツ)

【収録アルバム】
『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』(1694年頃作曲か?)より

【お聴きいただく曲】
「カノン」(いわゆる「パッヘルベルのカノン」)(5分45秒)

【ポイント】
この曲は世界的にとても有名な曲ですので(とくに1分43秒あたりからが良く知られているメロディですね)、ご存知ない方のほうが少ないのかも知れません。後世(現代においても)色々な人が色々なアレンジをしていますが、やはりこの動画のように作曲された当初の楽器編成(ヴァイオリン、チェロ、チェンバロなど)で素直に演奏されると非常に美しくしっとりとした、味わい深い名曲だと思います。


ヨハン・パッヘルベル作
『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』より「カノン」(5分45秒)


それでは皆さま、佳き週末の夜、そして明日は素敵な日曜日をお過ごしください。^_^

※この『週末バロック』のシリーズは毎週土曜日の夕方か夜に投稿する予定です。

©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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