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魂揺さぶるゲーム音楽5選(スクエニ限定:スーパーファミコン)

ファミコン編が好評でしたので、スーパーファミコン編を紹介したいと思います。
スーパーファミコンは1990年11月に発売されたファミコンの後継機。

グラフィックやサウンド等全てのスペックに於いてパワーアップしていて今見ると大差ないと感じるかもしれませんが当時にしてみれば「大変な事」だったと思う!

1994年末にセガサターン、PlayStationが発売されても暫くは家庭用ゲームの主力であった事は間違いない。
(上記2機種は値段が高くてなかなか買えない現状もあったので)

今回もまた数あるソフトの中から個人的に「これはアツい」と思う曲を5個選ぼうと思ったんですが偏りすぎてしまい、スクウェアとエニックスに絞りました。


そうせざる得ない理由は当時を知ってる方には分かってくださるはずだと思いたい。

…だよね…と(笑)

特に1990年代のスクウェアの勢いは物凄くて、僕がそうだったようにスクウェア作品をやって、

「自分もゲームクリエイターになりたい」

と夢見たコドモは多かったんじゃないかと。

今回も是非、懐かしんで頂ければ嬉しいです。

※思い出全開です。ご了承ください。

アクトレイザー / Filmore

これは本当に大名曲だと思います。
古代祐三さんの曲はファルコム時代から好きでしたので、本当に凄いの一言に尽きる。
アクトレイザーはスーパーファミコン発売初期で中々最初からソフト込みでスペックの最大値を出ない傾向にありますが、この作品は「スーファミはこんな事が出来るぞ」といきなり見せつけてくれた音楽と言っても良いと思います。

アクトレイザーはこの曲以外でも名曲揃いでゲームの完成度も(難易度込みで)評価が高い作品。

昔のゲームに興味があるならこれはやるべきです

クロノトリガー / Chrono Trigger

きっと当時の少年少女たちが通ったはずの道。


クロノトリガー。
"伝説のゲーム"と謳っても過言では決してありません。
FFの坂口博信さん、DQの堀井雄二さん、
そして絵は鳥山明さんとのドリームマッチと云うだけじゃなく、映像音楽シナリオ、ゲームシステムと"ほぼ完璧な布陣"で発売から25年も経っているにも関わらず不朽の名作としてゲームファンに刻まれております。

紹介している曲名に最初の振り子の音の部分は本来無いんですが、僕のこだわりとして言いたいのは「振り子から聴いてくれ」だ。

この曲を聴けばストーリーが目に浮かぶくらいやり込んだ仲間たちも多いんじゃないだろうか。

僕もその1人だ。下手したら泣けるかもしれない。

振り子時計のあの音の感じはラジオの1コーナーで必ず使おうとずっと練ってました。
どうにかクロノっぽい素材が無いかメチャメチャ探しました(笑)

ロマンシングサガ3 / 四魔貴族バトル1

スーパーファミコンでスクウェアの作品ならばコレは外せないぜと云うタイトルが「ロマンシングサガ」の3作です。

ゲームボーイで展開された魔界塔士Sagaからの3部作との関係はナニ? と思うくらい全然違うモノになってますからねぇ。

名曲が数々ある中で、2の七英雄バトルではなく3を選んだ理由は"曲調"です。

この疾走感と独特の音色、そしてメロディラインがたまらなく好き。
オーケストラ的な豪華さではない「ザ・ゲーム音楽」と云ったサウンドが良い。

流れるシチュエーションも激アツな展開だったりするんですよねコレが。
紹介している映像は四魔貴族ビューネイに対して巨龍グゥエインと共闘している所。

…でしたが、リンクが切れた為フォルネウス戦に変更しています(R3.8.25現在)
ビューネイ戦では、あれだけ背景がグルグル動いてるのに処理落ちしねぇ! と驚いたものです(そこかよ)

ファイナルファンタジーVI / 決戦

スーパーファミコンでリリースされたナンバリングは4.5.6。
これもまたロマサガに負けず劣らない名作の数々で名シーン、名曲もたくさんあります。

FFだけで5選作れちゃうくらい(笑)

その中で6のボス戦を選ぶのも、アツいから(笑)

最初に勢いをつけた後のメロディアスな主旋律がロマサガのボス戦とは違う静かな緊迫感をもたらしてくれていますね。

ドラクエ4の時にも言いましたけど、やたらドラマチック感があると思いませんか?

個人的に6は歴代作品から一線を画して、魔法が失われた世界と云うファンタジーにスチームパンク要素を多分に盛り込んだ重厚なシナリオが良かったですね。
僕はFF10-2で終わっちゃってるんですが6が1番好きです。展覧会とか見に行くくらい。

このボス戦の曲、聴けば聴くほど下の曲と似てます。

根拠も無いですが、6は7のメガヒットを飛ばす為に色々なチャレンジをしていたのかなぁ〜なんて思ったりします。

歴代FFの遍歴を辿るお話もいいかもしれませんな。

ドラゴンクエスト3 / 勇者の挑戦

おい百舌鳥よ、ドラクエ3はファミコンだろ!
これもファミコン音源じゃないか!

ごもっともで、3はスーパーファミコンでリメイクされてます。載せたのもファミコン版のものです。

まぁ聞いてください。

僕はドラクエはファミコンで2.3とプレイして、スーパファミコンになった1.2もやりました。
もう凄いキレイでビックリしました。

もちろん、3もリメイクされるんだろうと。
3が一番好きなタイトルなんです。
友だちの名前、好きな子の名前を入れたりすると冒険の旅自体にも思い入れが出て来ます。
しかもこれの小説版があって、当時のバイブルと言って良いくらい読んでもいました。

そして再びプレイし、最後の最後。
大魔王ゾーマ戦の冒頭がコチラです。
光の玉を使い闇の衣を剥がしてから、最終決戦。

分かります? この差。

子どもながらに"鳥肌が立ちました"
ロト3部作、最後を飾るに相応しい名曲です。
この…音圧って言うんですか、コントローラーを握る手にチカラが入る程の、まるでゾーマと本当に対峙しているかのようなプレッシャーを感じさせるまでにスーパーファミコンのスペックの素晴らしさを体感しました。

この感動分かって欲しい! 説明しづらいけど!

ちなみに完全オーケストラ版はコチラです。

ここまで来ると確かに凄いのだけど、って感じですね。

締めくくりに…。

思うのですがゲーム音楽は単に音と云うよりそのシーンを知るからこそ得られる高揚感、悲壮感があります。
それは、プレイした者の特権ですよね。

共感頂けた方の中には、もしかしたらこれら音楽の中に入る"コマンド選択音や物理、魔法の攻撃音"を思い起こせるたりするかもしれません。


…如何でしたか? もし「おぉっ!」と云う方が居ましたら、大いに思い出を語りましょうぞ。

次回は「スクエニ以外のスーファミ曲」です。

宜しければスキ、フォローよろしくお願いします。

※反響あればやる気になってリリースが早まります(笑)


おまけ

今回スクウェアとエニックスに絞りましたが、そもそエニックスのスーパファミコンはタイトルが少ないのですね。

今回、入れようか悩んだけど作品自体が好きでちょっとご紹介したいものを2作ほど、追加させて頂きます。

もう少しお付き合いください。

半熟英雄 / 頼むぞ! エッグモンスター!

半熟英雄メッチャ好きなんすよ。
あのダラーンとしたノリが。
僕の青春時代の金ピカ「無責任艦長タイラー」にも通ずるものがあります。

作中では召喚獣のようなヤツを呼び出す事が出来るんですが、エッグマンと云う最弱なヒーローが存在します。HP1です確か(笑)

呼べません。

でも、可愛くてカッコいいんですよね。
アイコン、コレにしようかと思ってます。

46億年物語 / 自然の掟

すぎやまこういちさんなんですよね、このタイトルも。
46億年物語は、地球誕生そして生命誕生より生まれた主人公(魚類)が、異星人の介入を阻止しながら地球の化身と共に進化の過程を辿って行くというお話しです。

多少のフィクションはあるけど普通に歴史の勉強になるくらいマトモな名作です。
かなりやり込んだゲームで、久しぶりに聴いたら音楽全然忘れてなくて、好きなやつを載せました。

この作品。絵を"ロトの紋章"の藤原カムイさんが描かれてるんですが、後に「天地創造」と云う聖書に則った名作のリリースにも繋がるんですよね。(お話的なリンクはしてないが)

これのサントラが高額で売られてるくらい、シナリオ、グラフィック、ミュージックと神がかっていたのですが弟がやってたのであまり記憶がなく今回は46億年物語を。お好きな方はすみません。

ひとつ覚えてるのは、聖書はコレで学びましたと云う事くらいです(笑)

エニックス作品では「ワンダープロジェクトJ」も好きなんですが、曲が用意出来ませんでした。

以上となります。

いやぁ、スーファミ良いですね。
次回も是非ご期待ください。

今のうちに予習して思い出に浸っとくのも、アリだ。


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